K2-PT200ZX-X2-W ミニサイズ Wifi/有線LAN PTZネットワークカメラ
K2-PT200ZX-X2-Wは、可愛いミニサイズ屋内PTZ式(首振り式)カメラにWifiと有線LANが使用できるハイパフォーマンスネットワークカメラです。
XM社認証カメラモジュールを採用していますので、同社無料提供スマホアプリ(iCSee XMEye)Windowsソフト(CMS VMS)Appleパソコンソフト(VMS)ブラウザがあれば使用できるリモートアクセスサイト(https://www.xmeye.net)など幅広いプラットフォームで使用できる汎用性の高さと、エリア指定できる動作検知、E-mail/FTP転送、SDカードへの常時録画などの本格防犯カメラとしても使えるリーズナブルで高性能なネットワークカメラです。
「ベビーカメラとして使いたい」とのご要望は多くどのような物が良いかご要望をお聞きした所「取付方法が沢山あるとありがたい」「赤ちゃんが触ってもで壊れず丸く突起物のない物が良い」「声を聞きたい、話し掛けたい」等々ご意見を参照にして、ベビーカメラとして使い勝手が良さそうなK2-PT200ZX-X2-Wを入荷いたしました。
カメラ性能としてはK2-PT200ZX-X1-Wと同じですが、曲線を基調にした可愛く丸いボディで突起物のアンテナを内部に収めたアンテナレスタイプになります、手が小さい赤ちゃんでは掴み上げる事ができず手元に転がっても目を突いたり外れる部品が無いので口に入れる心配がないので赤ちゃんに近い場所でも安心して使用できます。
いずれ赤ちゃんが成長されベビーカメラが必要なくなった時も、レンズ3.6㎜広角85~95°程度の広視野を確保しているカメラですから防犯カメラとして引き続きご使用いただける商品です。
カメラの性能は、赤外線LEDが6個暗闇でも10m前後撮影できます、水平350、垂直100度程度レンズが回転し下方向以外の死角がありません。
225カ所のカメラ方向プリセット記憶や定期巡回機能(CMS・VMS・リモートサイト)が使用でき瞬時の方向転換が可能になりました、Micro-SDカードを使えば常時録画(ループ上書き可)と動作検知録画の平行録画、スマホへの検知通知、検知画像のE-mail送信、マイク、スピーカーの双方向通話など豊富な防犯機能を使用できます。
また、インターネット接続をWifi無線LANと有線LANの2系統どちらか利用でき、Wifi電波が届かない時、電波のノイズ隣家との混線が多いなど接続状態が不安定になりやすいマンション、集合住宅、雑居ビルなどでは有線LANでする事ができ、運用の融通性が向上しています。
電源はスマホと同じ5V USBなのでスマホACアダプターの流用や兼用、ポータブルUSBバッテリーがあれば完全なケーブルレスも可能です。
「尖ったものがありベビーカメラとして使うのは怖い」「初めてネットワークカメラが欲しい」「難しい事はいいから外で自宅の様子を見たい」「高画質なカメラを追加したい」「インターネット環境が整いスマホも高画質の物を買ったのでそれに釣り合うカメラが欲しい」と言う方にお勧めします。
K2-PT200ZX-X2-Wは販売を終了しました後継機種は、K2-PT072YTJ となります。
◆サポート情報
◆セットアップ・アドバイス
K2-PT200ZX-X2-WはWifi無線LANと有線LANのどちらかの接続方法を選択できます、ただし同時使用はできません。
Wifiを使用する→ 有線LANケーブルを接続しない。
有線LANを使用するを使用する→ 有線LANケーブルを接続する
Wifiを使用する場合の初期設定作業は、iCSee Proアプリで
有線LANを使用する初期設定作業は、CMSで行う事をお勧めします。
iCSeeアプリで初期設定を行う前に、ご使用の無線LANルーターの設定確認と再起動、K2-PT200ZX-X2-Wを工場出荷状態へリセットするとトラブルなく完了します。
K2-PT200ZX-X2-Wのリセットボタン(レンズの上のSDカードスロットの横)を細いピンで8秒ほど押し続けて離すと、英語で「factory…」の音声が聞こえリセットシーケンスに入ります(決して電源を抜かない様にお願いします)1分程度でリセットが完了し実働状態となり「”System start-up” ”wait for configured”」の音声が聞こえたら、初期設定を開始して下さい。
◆ご使用の必須条件
①自宅にインターネット回線がある事。
②自宅ルーターのIDとパスワード、Wifiを管理している事
③スマートフォン、Windowsパソコンのいずれかまたは両方持っている。
◆スマホでの設定方法→iCSee google play と Appleストアで配布
◆WindowsPCでの設定方法・ダウンロード→CMS
◆K2-PT200ZX-X2-Wカメラレビュー
K2-PT200ZX-X2-Wは、販売を終了したK1-PTZ01の後継機種として選定したカメラです、720P解像度では少し使いずらい食堂やロビーの広い空間、夜間映像をもう少しクッキリ見られるように、CMOS解像度を向上させました。
以前入荷したK1-RD002に似た形状で全長サイズはほぼ同じなのですが下部ボディがポッコリ膨らんでおり、より達磨に近づいた妙にグラマラスなボディになりました好き嫌いがあるかもしれませんが私は安定感を感じさせる良い形状だと思います、突起物がなくシルエットがスッキリしてオモチャっぽさがなくリビングや玄関にもマッチするエレガントなデザインに仕上がっています。
上のYoutube動画はK2-PT200ZX-X2-Wのリアルタイム映像をCMSでローカル録画し最低限のコンバートで作成した物です。
解像度が少し高くなりましたから、高画質スマホでも十分な品質だと思いますPCモニタでも不足を感じる事はないでしょう。
PT回転は速く最大スピード設定で9秒程で全周回転します、室内なら問題のない速さでしょう、出窓に設置して外を見る場合でもてくてく歩く人なら十分に追従できます。
225個までカメラ位置を記録できるプリセット位置と巡回機能が使用できます(CMS・VMS・リモートサイト)、プリセット位置記憶をご家庭で使う場合は、ペットのベット、玄関、勝手口等の位置記憶で使われます、巡回機能は定期的にカメラを回転させる事で家庭ではあまり使いませんが店舗て使用した場合はイキナリPT回転する事で防犯威嚇効果を高める事ができます。
K2-PT200ZX-X2-Wは、K1-RD002のボディを改良したようで全高は同じですが直径が5㎜程大きくなりましたがアンテナレスの分設置面積は小さくなります、L字USBケーブルを購入すれば奥行きを更に小さくできるかと思います。
屋内PTZカメラとしては始めて見る壁面取付アタッチメントが付属しています、従来品では壁面からニョキっとカメラが突き出した形になりますどれだけ小さいカメラでも突き出し感があり目に止まります、防犯的には良いのですが見た目に不安定感がありPTZ操作も視野と指示方向に差異があり操作し辛さがありますから、この付属アタッチメントはなかなかのアイデア品です。
2パーツに分かれており、カメラ土台をネジ止めするアームと壁にネジ止めするフックに分かれています、壁から突き出しますから人が触れやすい場所を避けるか人の頭より上に設置した方が良いでしょう、付属ネジは太くアンバランスで数が足りませんからネジ類は別途ふさわしい物を購入した方が良いでしょう。
カメラモジュールはXMEye対応のXM510F+F22 CMOSの組み合わせ、今年5月頃にラインオフされた新型です、メーカーからの公式スペックがなく詳細は不明ですが、フレームレートは25FPS ビットレートは6mBPS位まで設定できます、店舗や倉庫の防犯カメラとして使用する場合は高解像度レートでモニタリングできる有線LAN接続をお勧めします。
Hi3518 DSPと肩を並べるスペックまで向上しておりXM社のXM510 DSPチップに注ぐ情熱には執念すら感じます、他社調達の方が楽で収益性も良いハズなんですが「心臓部分を他社に握られるのを避けたい」のか「自社の技術力を何としてでも向上させたい」のかは分かりません、何かと言えば「アウトソーシング」「OEM」に傾倒する日本企業に比べ胆力溢れる決断力は羨ましい限りです。
◆K2-PT200ZX-X2-W内部構造
カメラモジュール基盤は、K1-PTZ01(右画像)の上位バージョンと言った感じですサイズが近くレイアウトも同じです、ただK1-PTZ01と違いSDカードが上で正位置となっており映像反転指定が要らずCMSや汎用のONVIFアプリ・ソフトでのPTZ操作がライブ映像と同じ方向なのでPT回転操作が楽になります。
XM510F DSPチップはQFPパッケージですがモジュールサイズに余裕があり改良や拡張する余地が残してあり今後のベースモデルになるのでしょう。
ネジが沢山使われていたK2-PT200ZX-X1-Wと比べると、K2-PT200ZX-X2-Wはカメラ部のネジ3本と、台座を止めるネジ1本と僅か4本のネジでボディが分解できる簡単な構造になっています、組み立て難易度が低く歩留まりも少なくなり工員もハッピーでしょう。
内部空間も広く余裕があり特別な排熱設計が必要なく球形と円筒形を組み合わせた簡単な形状なので特殊なパーツを組み入れる時も形状変更に苦労する事もないでしょう。
K1-PTZ01のベースとなった八の字台座筐体を始めて見たのが10年ほど前でその頃のテクノロジーでは最適な筐体でしたが、各モジュールが小型化した現在ではスペースが余り逆に流用し難くなっている様ですし、次のPTZカメラのベース筐体はこの筐体になるかもしれません。
消費電力を測定してみた所、最低100mA、最大700mA程度消費しておりK2-PT200ZX-X1-Wと同じ数値です、SDカードの容量や無線LANルーターから離れて設置した場合では1A近くまで消費する事があります、USB充電アダプターは高出力タイプであっても一日8時間程度のスマホ充電に設計されていますから用途外の24時間常時出力の場合は劣化も早くある日突然使えなくなる事があり、カメラの長期間運用を考える場合は予備USBアダプタを用意しておいた方が良いでしょう。
マイクへの特別な配慮はありませんが前面穴に近くそこそこ音を拾います、スピーカーは8Ωの小型スピーカーがレンズと反対方向についているセオリーな構造ですが、音割れせず良く響きます、室内なら十分なクオリティです。
次に土台部ですが、WifiチップとRJ45有線LANジャックと載せた円状基盤が1枚とモーターとアンテナが入っています、モーターがウェイトとなっており最下部重心近くにありバランスが取れており指で押した程度では倒れたりしない様にくふうされています、基盤を裏返すとWifiチップとRJ45有線LANジャック、内臓アンテナがあります、Wifiチップは定番となったXM710です11nまで対応しており問題はありません。
土台部とカメラ部の配線は1本のフィルムケーブルのみで接続されています、全ての構造が単純化され組み立て難易度が低く生産性も考慮した構造になっています。
K2-PT200ZX-X2-Wも、K1-PTZ01と同じくスタートアップ動作で首を振りません、他社のカメラは停電などで再起動するとデフォルト位置に戻るので「気付くまで方向違いを監視していた」なんて事が良くあるので私は首を振らない方が好みです。
PT回転が速く爽快に動く上にカメラのプリセット位置と巡回機能が使用できます、プリセット位置はカメラ方向を225個まで記憶でき、巡回はプリセット位置間を定間隔65535秒まで指定して旋回させる事ができます、以前はハイレベルモデルしか有効化できなかった機能で通路や倉庫の真ん中に設置した時に便利な機能です。
PT回転は、水平350垂直100°まで回転します、アンテナが無いので後方の視界も良好です、天井取付で使用した場合はほぼ死角はありません。
底面のスリットに取付台座を取るつける一般的な仕組みです、尻すぼみなデザインの為にスリットが小さく強度に無理があると判断して、斜め方向に過重が掛かる壁面取付用に壁面取付パーツを用意したのかもしれません。
K2-PT200ZX-X2-Wにもマグネット取付台座を制作しました、K2-PT200ZX-X1-Wと同じ方式でネオジウム磁石を3つ試用しております、スチール棚やプレハブの事務所なら何処でも設置出来て便利かを思います。
マグネット台座をカメラに装着したスチールから剥がした場合、磁石が強力すぎて結合しているネジ部分や本体スリット部分が壊れてしまうかもしれません、取外しの際はカメラを台座から外した後にマグネット台座をしっかり握って外して下さい。
また、磁力で吸着している構造の為に環境の変化により磁力が低下してカメラが落下する事があります、確実に壊れますし直下に人がいた場合はケガを必須なので落下防止ワイヤーも併設する事をお勧めします。
Yahooショップ販売分 に限り、このマグネット台座をプレゼント致します。
◆K2-PT200ZX-X2-Wベスト使用環境
K2-PT200ZX-X2-WのCMS設定画面をキャプチャしました。説明が欲しい所がありましたらご質問ください。
◆詳細スペック
センサー |
F22 CMOS (1280 x 1080) |
ビデオ圧縮 |
h.264/h.264+ |
レンズ |
3.6㎜ |
ネットワーク |
wifi /RJ45有線LAN |
SDカード |
対応 |
ONVIF |
対応 |
電源 |
入力DC5v/1.5A |
本体サイズ |
直径70 X 高100mm |
猫見守り用に似たようなものをアマゾンで購入してつかっていますがアプリはYOOSEE
接続がスマホ1台しかできなかった。
昼間でも暗視になってしまう。
など微妙です。安定していれば最高なんですが
K2-PT200ZX-X2-W
文面を読む限り信用できそうですが、安定感は抜群ですかね?
同一のカメラモジュールを使ったカメラもありハードウェアの差はほぼありませんが、ソフトウェアとネットサービスはYooSeeと比べ高品質な物になっています。
YooSeeには無い、時間指定再起動機能(1日1回自動再起動)は長期運用に欠かせません、またiCSeeアプリのカメラアクセス「不能」「延滞」の発生率は 360eyes や YooSee に比べ低めです、私的にK1-PTZ01など3台程常時運用していますがアクセスできなかった(カメラ側の問題を除く)事がありません。
K2-PT200ZX-X2-WなどPTZカメラは消費電力の変動が大きい為、安定性を重視するなら付属のACアダプターより高品質大容量のACアダプタ(iPadを余裕で充電できるレベルの物)の使用をお勧めします。
回答いただく前に購入しました。
とても小さな雪だるまみたいな見た目と抜群の性能に満足です。
ありがとうございました!
ご感想頂けると励みになります!末永く使い倒して下さい。
本日ACアダプターを購入しました。
純正?は1600mAとなっていましたが
ダイソーでipad、iphone専用と言う2.4Aのものが300円で購入できました。
高品質かはナゾですが、今のところ問題なく使えています。
K2-PT200ZX-X2-WなどPTカメラは起動電圧・電流がシビアで4.9V 1.1A(フル使用)の出力を下回ると起動時に支障がでるのですが、2.4Aなら問題ないと思います。(2.4Aが300円ですか… ダイソーは良く行きますが気付きませんでした)
ただスマホ充電用に設計された5VのUSBアダプターを24時間連続使う想定外運用では劣化も早く「起動できない」「いつの間にか止まっている」「PT動作・赤外線点灯すると止まる」などが頻発(システムログではこのページと似た様なログが記録されると思います)し出したら適宜ACアダプターを交換して下さい。