ネットワークカメラの選び方 ー最近物騒になったので防犯カメラが欲しいーで適当に安い物を買って「不安定で使えない」「必要な機能が無い」「使い辛い」になる前にお読みください

　日本メーカーの認識で「見た目が同じなら性能も同じだろうし少しでも安い物を！」とあまり深く洞察せず買われるのはあまりお勧めできません、何故なら
１．メーカーロゴが印刷があるので大きいメーカーなのだろう＝低額カメラの多くはベンダー（販売店）が勝手にロゴを印刷しているだけですメーカーWEBページがある訳では無くサポートは期待できません。
２．姿形が同じなので性能やできる事は同じなのだろう＝ボディは部品販売されています、カメラモジュールまで同じカメラでも動いているプログラム（ファームウェア）の違いで対応アプリが違い、できる事やれる事や安定動作にかなりの差があります、スマホ・パソコン・WEBブラウザなど対応も違います。

　下の表はカメラ対応アプリ毎の機能一覧です。

対応アプリ別機能一覧

アプリ名	パソコンソフト	リモートサイト	カメラパスワード	ユーザーレベル	E-mail送信	FTP転送	動作検知範囲指定	自動再起動	インターバル撮影	PPPoE※２	Apple Macソフト
iCSee	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	〇	×	×	〇
CamHi	〇	×	〇	〇	〇	〇	×	×	〇	〇	×
YooSee	〇	×	〇	×	〇	×	×	×	×	×	×
360Eyes	×	×	×	×	×	×	×	×	×	×	×
VR Camera	〇	×	〇	×	×	×	×	×	×	×	×
EyePlus	×	〇	〇	×	〇※1	×	〇※1	×	×	×	×
JoyLite	×	×	△(QR)	×	×	×	×	×	×	×	×
V380	×	×	〇	×	×	×	〇	×	×	×	×
NVSIP	〇	〇	〇	〇	〇	×	〇	〇	×	〇	×
Danale	〇	×	〇	〇	〇	×	×	〇	×	×	〇

※１　14日無料期間終了後は有料となります。
※２　有線LANに限る
パソコンソフト：Windowsソフトが用意されているか
リモートサイト：専用WEBサイトが用意されているか
カメラパスワード：カメラに任意のパスワードを設定できか
ユーザーレベル：カメラでのユーザー設定が行えるか
E-mail送信：スマホ通知以外に任意のE-mail送信が行えるか
FTP転送：ＦＴＰサーバーに動画・静止画を転送してデータを残せるか
動作検知範囲指定：動作検知を段階だけでなく範囲で指定できるか
自動再起動：設定時間でカメラを再起動して安定動作できるか
インターバル撮影：設定間隔で映像を撮影できるか
PPPoE：カメラ単体でインターネット接続できるか
Apple Macソフト：Appleパソコン（ iMac MacBook）のソフトが用意されているか
◆対応アプリ別、カメラ機能一覧詳細　＞＞ページを読む

　対応アプリが違うだけでこれだけできる事の差があります、さらに安定動作では「一度でも運用テストをした事があるのか？」と感じるカメラさえあります、防犯目的で使う場合は「常に」「確実に」動作している事が望ましいですから、認識が不足したまま価格だけでご購入するの事はあまりお勧め出来ません。
　購入の際は、雑貨品の認識で知識なく扱っていたり、意図的に対応アプリを明記していない販売店・販売者からは避けた方が良いかと思います。

　当店は安定性と運用性を考慮し iCSeeアプリ対応ＸＭ社ネットワークカメラを主に取り扱っております。

◆カメラの解像度について　＞＞ページを読む
　カメラの解像度は、ご使用予定のロケーションに合わせた物をご購入下さい。

◆ネットワークカメラ初期設定に必要なスキル。
　「スマホで文字入力できる」「ルーターのIDとパスワード（Wifiカメラの場合はSSID名とWifiパスワード）を知っている、以上が必須次項です。