ファームウェアのダウン・アップデートの方法
XM社のカメラは、他社カメラに比べファームウェアのアップデートが頻繁で新機能が追加されたりセキュリティが向上したりとありがたいのですが、アップデート後に不具合を起こし運用できない時があります。
日本では考えられない程の早いスパンで新カメラモジュールを開発して市場に投入して月毎にラインナップが増えており1つ1つを実機テストしている時間など取れないのかもしれません、不具合が発生しても数日長くても半月程度で修正版が出る所は良心的ですが、できれば実機でテストしてから配布して欲しい所です。
CMSソフトでは「重要アップデートのみ適応」が初期設定でチェックされておりCMSソフトのみで運用した場合はアップデートによる不具合が発生する確率は低いのですが、iCSeeアプリではその様な項目がなくマイナーアップデートから恐らくβ版ファームも通知している様でiCSeeアプリの「↓「クリックしてデバイスを更新してください」」でアップデートした時は不具合を起こす確率が多くなります。
もしファームウェアアップデート後に不具合が発生した場合は、以下の方法で復旧してください
CMSやVMSでもファームウェアアップデートは行えますが、ファイルが小さく簡単にインストールできる「Device Manage」で説明します。
①カメラを有線LANで接続しWindosパソコンからカメラにアクセス可能な状態にします。(Wifiのみのカメラの場合は確実にWifiが接続でき切断しない環境を用意してください)
②xm030.cnよりデバイスマネージャーソフト(General_DeviceManage_V2.5.2.2.T.20160827.exe)をダウンロード又は付属CDよりインストールして下さい。
③各カメラの該当ファームウェアをダウンロードして下さい、Zip圧縮されている場合は解凍ソフトて展開してください。
④DeviceManageソフトを起動して、IP Search ボタンをクリックして、カメラのIPアドレスを検索します。
⑤検索されたIPアドレス左側を☑して、下方にあるBrowse ボタンをクリックして先ほどダウンロードしたファームウェアファイルを選択し、File Name:欄にファイル名が表示されたら、Upgradeボタンをクリックします
⑥Distribe欄が100%になるまで パソコン・カメラの電源を切ったりせずそのまま待機します。
⑦ファームウェアの書き換えが完了しそのまま運用できれば運用し、カメラのIDやパスワード、IP設定もリセットされた場合は iCSeeアプリで初期設定を再度行って下さい。