NVRレコーダーの内臓電池は定期的に交換して下さい。

NVRレコーダーが「カメラ映像は録画できているが、パソコン・スマホからアクセスできなくなった」との事で対処いたしました。
見た所5台接続されているネットワークカメラは録画できているものの、VMSソフト でもXMeye proアプリでもNVRレコーダーへはアクセスできないのですがネットワークカメラへはアクセス可能な状態でした、ネットワーク回線の不具合はなくNVRレコーダーに何か問題がある様です。
色々原因を探った結果は拍子抜けするほど簡単で、物理的な内蔵電池のバッテリー切れによる設定値のリセットが原因でした、CR2036ボタン電池を交換する事で解決しました。
症状は、もし内蔵電池が消耗していても正常な状態では自動再起動機能で再起動後に工場出荷状態の192.168.1.10のIPアドレスに一旦戻り接続されているローカルネットのDHCPを参照して環境に適合するIPアドレスに自動変更します、ですが何かの拍子にDHCPを参照できず自動変更が不十分となってしまう様です。
ただ少し理解できないのが、運用中のローカルネットワークが 192.168.0.XXX として設定したネットワークカメラ群に 192.168.1.XXX のNVRレコーダーがなぜアクセスできてしまうのか?が謎です。
通常のIT機器は先端3つのオクテットアドレスが1つでも異なればアクセスできなくなるハズなのですが、何故か飛び越えてアクセスしてそれなりの通信量のある映像データを受け取れているのか分かりません、内部でアドレスを二重で持てる構造なのかINとOUTでアドレスが違う構造なのか私には分かりません。
夏は、直射日光で症状が一気に進んだり、高温による電子部品の故障・変形、ゲリラ雨や台風などの物理破損などでご相談や修理依頼を頂く事が急増します、防犯カメラの故障などトラブル解決については以前にも記事にしており
映像がカスミの様に白くなった防犯カメラを修理
屋外カメラの故障例はどの様なものですか?へお答えします。
ネットワークカメラ・防犯カメラの故障事例お教えします。
など度々記事にしており、良ければご参照ください。
◆NVRレコーダーのバッテリー交換
NVRを終了して接続されている電源ケーブル、LANケーブル、マウスを外して、ボディを分解しCR2036ボタン電池を交換します、個体によっては電池と電池ソケットがホットボンドなどの接着剤で固定されている事がありますので力任せに引っ張らずよく観察して作業してください。
また電池ソケットには + - の表記がない場合がありますので、電池を外す前に+-の目印を付ける事をお勧めします。



ボタン電池が液漏れしていたら除去後に交換してください、ボタン電池を交換しても問題が解消しない場合はNVRレコーダーと同じIPアドレスを他のIT機器に使用していないか確認してください。
取り外したケーブルを再度接続しNVRレコーダーを起動したら、VMSソフトでNVRレコーダーのIPアドレスを確認します。
確認後に元のIPアドレスであれはそのまま使用します、もしIPアドレスが192.168.1.10など第3オクテットが1の工場出荷状態に戻っていた場合は
1.VMS Proソフトの デバイス管理 を開き

該当NVRレコーダーをチェックして 追加済みIPの修正 をクリック
変更モード:ドロップダウンメニューから 自動変更を選択
IPアドレス変更 をクリックします。
自動的に適切な空きIPアドレスに変更されます、もし特定のIPアドレスに固定する場合はデバイス管理のネットワークで変更します。
2. パソコン設定なのかアンチウィルスソフトの影響なのか、VMS ProソフトではIPアドレスが変更されない時がありますので、その際は DeviceManageを使用します。
DeviceManageソフトを開きIP Searchをクリック
NVRレコーダーを選択
正しいIPアドレスを入力後にカメラに設定したパスワードを入力
Modfyボタンをクリック
Successfulダイアログが表示されたら成功です。






NVRレコーダーの機種によっては、ボタン電池が消耗してもネットワークに接続されていれば再起動や電源OFFでも問題ない機種や、時間だけはズレるが数分で自動取得する機種もあります、またボタン電池は通電状態ではバッテリーをほぼ消費しないので厳密な交換サイクルは設定されていませんが、同様の機能で動作しているデスクトップパソコンでは交換サイクルは3~5年程度と設定されていますので似たようなサイクルで交換する事をお勧めします。