K5-XM-JPEB2-F2 500万画素 パノラマ魚眼 顔検出 POE対応屋外バレットネットワークカメラ

K5-XM-JPEB2-F2

8.3

コストパフォーマンス

8.0/10

設定・操作・安定性

8.0/10

設置のし易さ

9.0/10

良い点

  • 超広角
  • コンパクト

悪い点

  • 特定NVRレコーダーでエラー

 K5-XM-JPEB2-F2は、左右175度の超広角パノラマ撮影と顔検出・ヒューマン検知のインテリジェント検知機能、SmartSens社 SC5329(カラー0.01白黒0.001ルクス)の高暗視撮影対応CMOS映像素子を頑丈な防水金属筐体(前部カバーアクリル)に収めたバレットタイプのネットワークカメラです。
 数年前にパノラマカメラのムーブメントがあり当店でも販売していたのですが魚眼レンズの半球で丸い画像をスマホ・パソコン側が映像処理して平面化処理するためにスマホ・タブレット側にCPUパワーが必要となり単純な高解像度化が出来ない為に「あっ」と言う間に廃れて販売が終了し入荷できなくなっていたのですが、去年末頃にひっそり高解像度版のパノラマカメラが数モデル復活していたので少数入荷して見ました。
 魚眼レンズと言えばまん丸の半球形映像を思い浮かべますが、入荷したK5-XM-JPEB2-F2は、F1.7(視野角170~180度)の魚眼レンズなので、半球の中心を長方形に切り取った映像を出力します、数年前の解像度130万画素だと画像の外周に行くにつれて歪みと解像度低下が強くなる傾向があったのですが、500万画素のK5-XM-JPEB2-F2では軽減されており業務用途でも問題ないレベルの画像になっています。
 F1.7魚眼レンズの視野角は非常に広く、K4-IVG-G4BW(F2.8 視野角100~110°程度)の横・縦2倍程度に広がっておりカメラを向けた方向のほぼすべてを視野に収めています、ただその構造で魚眼レンズはレンズ横に配置されているLEDを撮影してしまい夜間に赤外線LEDが点灯すると画面端に丸い筋として映ってしまう欠点があり赤外線LEDの広がりも狭いので視界全部をカバーできずやや暗い映りになってしまいます、夜間撮影を重視する場合は夜間カラー撮影をお勧めしますSC5329 CMOS映像素子と集光性が高い魚眼レンズにより常夜灯や玄関灯など薄明りがある場所ならそこそこ撮影できます。

 レンズを2個以上使った多眼レンズカメラでも視野を広げる事は出来ますが、必然的にカメラサイズが大きく存在感と威圧感が強く不特定・多人数が利用する集合住宅や店舗では嫌悪感を抱く人も少なくは無く、できる限り小さく広い視野を確保できるパノラマカメラは通路に沿って一直線の商店街、通路沿いの社屋入口などの自動ドアや引き戸、シャッターなど水平面に広いロケーションの防犯・監視におススメできるネットワークカメラです。

◆ご使用の必須条件
①自宅にインターネット回線がある事。
②設置場所に有線LANかPOE LANの回線が敷設されている事。
③自宅ルーターのパスワードを管理・運用している事。
④スマートフォン、Windowsパソコンのいずれかまたは両方持っている。
 ◆スマホでの設定方法→iCSee google play と Appleストアで配布
 ◆WindowsPCでの設定方法・ダウンロード→iCSeeアプリ対応カメラ ソフトウェア一覧
 ◆設置予定場所のWifi感度を測定方法して下さい→クリック
 ◆ヒューマン検知・ダブルLED機能の設定方法→クリック
※ご購入の際のご注意※
 
顔検出知機能は同機能に対応したNVRレコーダーに接続した時のみ有効になります、カメラ単体で同機能を使用する事はできません。
 一部のNVRレコーダーにおいて、NVRレコーダー本体での操作・リアルビュー・録画・再生に問題ありませんが、NVRレコーダーに登録したK5-XM-JPEB2-F2へiCSee/XMeye Proアプリ、VMSソフトでアクセスした時にVRビュー表示がエラーとなり表示されない事例が発生します、
必ず下記事を読みご納得の上ご購入下さい。

◆K5-XM-JPEB2-F2ネットワークカメラレビュー

 K5-XM-JPEB2-F2のサイズは 直径63x全長190ミリ(カメラ部110 / アーム80)重量は460gの金属ボディ(前カバーアクリル)小型筐体でPTZカメラと違い可動部(隙間)が無い完全密封構造なので防水性能が高く設置場所を選ばず新規カメラ・在来カメラの交換品としても制約は少なく、アーム台座の根本から接続ケーブルが出ているのでケーブル切断などを警戒した隠匿工事が必要な治安が悪い設置場所に対応できます。
 K5-XM-JPEB2-F2の処理チップはGoke社 Gk7205V200 DSPチップを搭載しています、新しい世代のDSPチップなのでスマホ・パソコン・NVRレコーダー3台同時アクセス程度では処理が延滞する事も無く現在はミディアムクラスですが安定性に優れる定番チップです。
 本体底にスピーカー、本体裏にマイクが配置されています、バレットカメラは下向きで設置する事になるのでマイクのい配置はちょっと問題ありますがマイク自体は高感度でよく音を拾います、逆にスピーカーの音は小さく初めは付いている事に気づきませんでした。
 CMOS映像素子はSmartsens SC5239映像素子を採用し最高解像度は2280x1616ドットの500万画素、設定でカメラ解像度を720P/1080P /3M /4M /5Mと可変できるので、500万画素に対応していない旧式NVRレコーダーやONVIF対応NASハードディスク、ハイブリッドネットワークレコーダー(映像フォーマットが対応している必要有り)など新旧機材での運用も可能です。
 Smartsens SC5239映像素子の暗視スペックは カラー0.01LUX/白黒0.001Lux なので夜間暗視特化のCMOS素子ではないので周辺に常夜灯など薄暗い明りがある環境なら若干ディティールは荒くなりますが夜間でもカラー撮影可能です、色情報が増えて証拠能力が高くなるので夜間もカラー撮影で運用する事をお勧めします。
 パノラマVR表示にも対応しており、iCSeeアプリやVMSソフト上での表示では、映像処理で樽、筒、4辺引き延ばし、4方向、3方向の5ビュー表示できます、

 ただ、NVRレコーダー経由でアプリ・ソフトでアクセスした時のVRビューに問題があり、NBD88X10Sネットワークレコーダー キットNVRレコーダーに登録したK5-XM-JPEB2-F2にiCSeeアプリ、VMSソフトでアクセスすると一瞬画像が映りVRビューのアイコンが出て直ぐにビューがブラックアウトする現象を確認しています、当店手持ちの他NVRレコーダー、K8-XMDG4KNVR16では本体での閲覧・再生、iCSeeアプリ・VMSソフトでアクセスに異状なく表示(VRビュー表示はできない)出来され、VRビュー対応XM-JPN1-W(VRビュー表示可)でも問題なく表示されました。

  NVRレコーダーを経由せず、K5-XM-JPEB2-F2に直接アクセスでは異常は発生せず、NBD88X10Sネットワークレコーダー キットに登録したK5-XM-JPEB2-F2で発生します。
   K5-XM-JPEB2-F2→→→→→→→→→→→→iCSeeアプリ・VMSソフト OK
   K5-XM-JPEB2-F2→→NVRレコーダー→→→iCSeeアプリ・VMSソフト NG
 NBD88X10Sネットワークレコーダー キットを運用している方には K5-XM-JPEB2-F2以外のカメラをご購入下さい。

 NBD88X10Sネットワークレコーダー キット限定の原因だと思いたいのですが、既存iCSeeアプリ対応NVRレコーダー全てで確認する事が出来ず同じ機種でもファームウェアのバージョン違いでVRビューのエラーが発生するかもしれません、発生した場合はカメラ運用に制限が出来てしまうので「どんな使い方も正常に出来ないとダメ」って方は他既存形式のネットワークカメラをご選択下さい。

 VRビュー表示ですが、処理にソコソコのCPUパワーが必要らしくパソコンのVMSソフトは処理能力が足りないとフレームを落とす様になっています、スマホアプリの場合は古いスマホや古いバージョンのOS(Android 9以前)だと表示できず真っ黒だったりエラーでアプリが落ちたりしました、実用で使うにはパソコン・スマホ共に処理能力に余裕のある最新ハイエンド機種が必要なので元の魚眼画像のままでユーザーがVRビュー表示をオン・オフできるようにしてくれたら良いのですが。

 検知機能は「動体検知」「ヒューマン検知」「顔検出」となり「車両検出」は何故か省かれています、動体は検知は映像内に映った動く物体、ヒューマン検知は人体を検知して検知記録を録画タイムラインにトリガーします、顔検知は顔を検出しNVRレコーダー画面の右欄にサルネーム表示して録画タイムラインに記録し、再生時は顔検出バーに検出された顔のサルネーム表示でトリガータイムの前後数秒ピックアップ再生します。
  検知機能の印象ですが視野角が広い為か検知感度がやや高すぎる感じがします、他カメラでは天地逆や斜めだと検知が鈍くなるのですがK5-XM-JPEB2-F2にはその傾向がありません、スマホ通知をONで運用したい人は検知感度を落とすかエリア制限で検知エリアを限定するかで調整して運用する事をお勧めします。
 ネットワークカメラ共通規格ONVIFに対応しています、ONVIFで録画した場合でも半球の丸い映像ではなく展開したパノラマ画像で録画されます、HIKVISIONやdahua(ダーファ)と互換性があり他社のNVRレコーダーでONVIFカメラとして運用可能です。(全てではありません)、カメラ解像度は設定で720P~5MPに変更できますので旧式のDVR/NVRレコーダーで運用する場合は解像度を落として運用して下さい。
 正式iCSeeアプリ対応カメラなのでiCSeeアプリだけでなくXMeye /XMeye Proアプリ、Windows用カメラ設定・閲覧ソフト「CMS」「VMS」Windows32-64bit/Apple Mac用ブラウザさえあればカメラにアクセスできるリモートサイト(https://v2.xmeye.net)(現行のWindows10/11のブラウザーでのローカルアクセスはXM Webプラグインの実行をブラウザに拒否されてしまい実行できません、リモートサイトでは実行可能)での運用が可能です。
 カメラのLAN接続はPOE接続と通常LAN+12Vの有線LANのみとなります、有線LANであれば500万画素の最高品質・最高フレームレートで使用しても延滞する事は少なく安定した運用ができると思います。

◆K5-XM-JPEB2-F2設定画面キャプチャ

 K5-XM-JPEB2-F2の各種カメラソフト・アプリの設定画面のキャプチャしたものをギャラリーにしました、もし説明が欲しい所がありましたらご質問ください。
VMSソフト

NVRレコーダー

oosaka-bouhan

防犯ツールのインプレと販売をしています。 得意分野はネットワーク防犯カメラなのでカメラ多めです。

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