エレコム Bluetooth有線USB両対応フルキーボード TK-FBP044 を修理する
パソコンを使い始めて長く、昔(若い時)はスペックを追い求めて短期間に買い替えたりクリスマスツリーの様なピカり物に凝ったり散財し放題だったのですが、ある日突然「もう いいか…」となり i5 3450 CPU(第3世代 Ivy Bridge) で時間が止まってしまいました。
流石にメモリー・ビデオカード・SSDへは換装していますが、i5 3450でもそれなりに3D CADは動作しますし2K程度なら動画編集も問題ないのでかれこれ10年近く使い続けています。
今日、i5 3450パソコンと同時期に購入したエレコム フルキーボード TK-FBP044が机から落っことした拍子にキーの二重押し状態になってしまいました、パソコン仕事を生業にしている以上データバックアップとフルセットの予備機は常時用意していますので業務に支障が出る事はありませんが、長年染みついたキータップフィーリングが変わってしまうと…こうなんと言いますか「枕が変わると…..」の状態となりシックリきません、またエレコム フルキーボード TK-FBP044は合計9台のBluetoothペアリング、ミニUSBで有線キーボードとして使えるなど地味に便利なのでパソコン周辺機器としてとっくの昔に製品寿命は過ぎていますがダメ元で修理する事にしました。
◆エレコム フルキーボード TK-FBP044を修理する
TK-FBP044を分解します。 合計12本の六角ねじが使用されていました、奥行きが深いのでソケットドライバーでは届かないと思います。
「机から落として」から上三段キーの一部「q」が「qtab」 「p 」が「p[」になる不思議な故障で壊れてたり断線では無いので故障個所を絞れず、最後は手当たり次第に探っていたのですが… フレキシブルケーブルをコネクタに差し直すと正常動作ではありませんが反応が変わりました。
恐らく落ちた衝撃でコネクタとケーブルがズレた事が原因の様です。 フレキシブルケーブルとコネクタの清掃と接点復活剤を塗布してから元通りに組み上げて完了です。 通電不可でも破損でも無いので原因特定に悩みました実時間2時間ほどです、私の場合「手当たり次第に探っている」状態はもう2/3諦めていて殆どは修理できず廃棄コースなのでラッキーでした。
TK-FBP044の販売は終了しており同一機能の後継機種もありません、9台までのBluetoothペアリングは必要ありませんがUSB有線接続はパソコン故障時の対処や開発ボードの操作で私的に必須なのでTK-FBP044が修理できたのは助かりました。
今、Bluetooth+USB有線接続可能のフルキーボードを購入するとしたらこの位の値段になります。