K2-LS-B8 シックデザイン Wifi/有線LAN PTZネットワークカメラ
K2-LS-B8は、オフィスに似合うシックなデザインに有線とWifiの二系統LANを装備した屋内PTZ(首振り)式ネットワークカメラです。
XM社認証カメラモジュールを採用していますので、同社無料提供スマホアプリ(iCSee XMEye)Windowsソフト(CMS VMS)Appleパソコンソフト(VMS)ブラウザがあれば使用できるリモートアクセスサイト(https://www.xmeye.net)など幅広いプラットフォームで使用できる汎用性の高さと、エリア指定できる動作検知、E-mail/FTP転送、SDカードへの常時録画などの本格防犯カメラとしても使えるリーズナブルで高性能なネットワークカメラです。
K2-LS-B8のカメラ性能はK2-PT200ZX-X2-Wとほぼ同じですが、AnySee対応XM社カメラとしては珍しい特製オリジナル筐体を採用しており、プランター型土台の上に2色ツートンのカメラヘッドを組み合わせてアンテナなど突起物のないスッキリとしたシルエットになっており卓上空気清浄機や加湿器などと同じ卓上で座りが良いデザインをしています。
裏側のUSB電源、SDスロット、有線LANジャック面は凹んでおり、机・テーブル端ならケーブルを隠してスッキリ配線する事が出来ます。
カメラの性能は、赤外線LEDが個暗闇でも10m前後、水平350、垂直100度程度レンズが回転します、Micro-SDカードを使えば常時録画(ループ上書き可)と動作検知録画の平行録画、スマホへの検知通知、検知画像のE-mail・FTP送信、マイク、スピーカーの双方向通話など豊富な防犯機能を使用できます。
ネット接続はWifi無線LAN/有線LANが利用でき、Wifi電波が届かない時や電波のノイズ・隣家との混線が発生し接続状態が不安定になりやすいマンション、集合住宅、雑居ビルなどでは有線LANで接続し運用の確実性と融通性を向上させています。
電源はスマホと同じ5V USBなのでスマホACアダプターの流用や兼用、ポータブルUSBバッテリーがあれば完全なケーブルレスも可能です。
「オフィスに置いて場違い感のないカメラが欲しい」「どっしりして座りの良いカメラが欲しい」「難しい事はいいから外で自宅の様子を見たい」「雑居ビルなのでWIFIは無理」と言う方にお勧めします。
◆サポート情報
◆セットアップ・アドバイス
K2-LS-B8はWifi無線LANと有線LANのどちらかの接続方法を選択できます、ただし同時使用はできません。
Wifiを使用する→ 有線LANケーブルを接続しない。
有線LANを使用するを使用する→ 有線LANケーブルを接続する
Wifiを使用する場合の初期設定作業は、iCSee Proアプリで
有線LANを使用する初期設定作業は、CMSで行う事をお勧めします。
iCSeeアプリで初期設定を行う前に、ご使用の無線LANルーターの設定確認と再起動、K2-LS-B8を工場出荷状態へリセットするとトラブルなく完了します。
K2-PT200ZX-X2-Wのリセットボタン(レンズの上のSDカードスロットの横)を細いピンで8秒ほど押し続けて離すと、英語で「factory…」の音声が聞こえリセットシーケンスに入ります(決して電源を抜かない様にお願いします)1分程度でリセットが完了し実働状態となり「”System start-up” ”wait for configured”」の音声が聞こえたら、初期設定を開始して下さい。
◆ご使用の必須条件
①自宅にインターネット回線がある事。
②自宅ルーターのIDとパスワード、Wifiを管理している事
③スマートフォン、Windowsパソコンのいずれかまたは両方持っている。
◆スマホでの設定方法→AnySee/iCSee google play と Appleストアで配布
◆WindowsPCでの設定方法・ダウンロード→CMS
◆設置予定場所のWifi感度を測定方法して下さい→クリック
◆K2-LS-B8カメラレビュー
K2-LS-B8は販売を終了したK2-PT200ZX-X2-Wの後継機種として選定したカメラです、同一階に複数の会社が入居する雑居ビルや飲食テナントではWifi接続だと設置場所によっては混線して全く使えなくなる恐れがある為に、社用で使用される方は購入の絶対条件として「接続がWIFIと有線LAN2系統あるカメラ」をご指定される方も多い為にビジネスに相応しいシックなシルエットのK2-LS-B8を入荷しました。
屋内PTZカメラの殆どはレンズを中心にしてディテールを構成する為に恣意的に「レンズ」を連想させるデザインが多いのですが、K2-LS-B8はPTZ回転部分をザックリ斜めにパーツに分けするした事でレンズの存在感が薄く、丸と四角のアンバランスも相まって「パッと見でコレが何なのか良くわからない」面白く挑戦的なデザインです、既存機種の知識が無い門外漢の人がデザインしたのかもしれません。
高さ110mm横90mmとK2-PT200ZX-X2-Wを比べ横幅は大きいですが底面積も大きいので座りが良く、雑多な扱いをしても倒れる事は無く形状的に転がる事もありません、時間外の受付カウンターに置いて連絡をスマホで受けたり、人削減で無人になった受付テーブルの社内連絡用カメラなど人が出入りする場所に安心して使えるカメラかと思います。
上のYoutube動画はK2-LS-B8のSDカードに保存された録画データをダウンロードし最低限のコンバートで作成した物です。
解像度が少し高くなりましたから、高画質スマホでも十分な品質だと思いますPCモニタでも不足を感じる事はないでしょう。
PT回転は最大スピード設定で11秒程で全周回転します、素早く動く犬は猫を追いかけるのは無理ですが位置確認程度なら問題のない速さです。
K2-PT200ZX-X2-Wは8秒程度で全周回転したので、遅くなっているのは不思議です省電力かモーター負担なのか分かりませんが、ソフトで制限を掛けているのでしょう。
設置方法は、付属品の取付ブラケットで壁面か天井に取り付けます、アーム式ブラケットなので天井に直接取り付ける事は出来ません。
最近のカメラには珍しい1/4インチメスネジが配置されているので、一般的なカメラ用三脚やブラケットが使用できます、古いカメラが1/4インチネジで固定するタイプならそのまま流用する事が可能です。
カメラモジュールはAnySee/XMEye対応のXM510F+F22 CMOSの組み合わせ、設定では最大値フレームレート25FPS ビットレート6MBPSまで設定できますから接続回線が安定しているる有線LAN接続なら最大レートに設定して高品質なモニタリングも可能です。
K2-LS-B8は、PT200USA-A1やPT200USA-A2と同じくWifiと有線LANを同時に使用できます「それがどうかしたの?」と思われるかもしれませんが、Wifiと有線LANが別のIPアドレス(例:Wifiが192.168.0.11/有線が192.168.9.5)を持って動作しどちらのIPグループからでも操作できる(FTPやe-mail送信は有線LAN側IPのみで同時送信は出来ません)なら2台のNVRに分散録画など高度な運用が可能となり、ファイヤーウォールを使った2重のネットワークで双方で使える事になり高度な運用が可能になります、ハイエンドカメラ向けの機能なのでK2-LS-B8の様なローエンドのカメラに搭載されて正常に動作する事は珍しいのですが、XM社は今後発売の2系統LANのカメラ同時配信をディフォルト機能にするつもりなのかもしれません。
◆K2-LS-B8ベスト使用環境
K2-LS-B8のCMS設定画面をキャプチャしました。説明が欲しい所がありましたらご質問ください。
◆詳細スペック
センサー |
F22 CMOS (1280 x 1080) |
ビデオ圧縮 |
h.264/h.264+ |
レンズ |
3.6㎜ |
ネットワーク |
wifi /RJ45有線LAN |
SDカード |
対応 |
ONVIF |
対応 |
電源 |
入力DC5v/1.5A |
本体サイズ |
直径90 X 高110mm |