AP2-POE/AP2-POE2 ネットワークカメラを分解する方法
AP2-POE/AP2-POE2は、POE給電(Power over Ethernet)とPT回転式、赤外線+白色LED Wライト機能に自動追尾機能(AP2-POE2のみ)の標準的な屋外ネットワークカメラですが、上面がフラットな構造なので天井ギリギリに設置する事でインテリアの調和を乱さず設置する事が出来たり、天地逆転でも設置できるので室内カメラとして使用する方もおられます「POE対応」「赤外線LED+白色LED」対応の室内カメラで防犯に使用できるレベルの安定したカメラは販売されていないので屋外・屋内で幅広く運用できるネットワークカメラだと思います。
AP2-POE/AP2-POE2の分解はネジを外すだけなのでスキルが無いと自負される様な方でも簡単に分解できます、内部空間に空きも多く組み立ても簡単で取扱いしやすいので今後この筐体を使用したアップデートモデルが発売されるでしょう。
◆ご注意
カメラの分解は自己責任でお願いします、破損や故障しカメラが使用できなくなっても当店は責任は負いかねます。
—-AP2-POE/AP2-POE2の分解方法—-
◆台座部の分解(ケーブルが抜けたとか以外は分解する必要がありません)
AP2-POE/AP2-POE2をひっくり返します。
2つの穴奥にあるねじを外し、前方のツメを支点に斜めに引き上げる様に分離します。
モーターがダイレクトにパン回転させているのかと思っていましたがギア駆動なのは驚きました、この構造的なら重い機械式工学ズームユニットでも駆動出来ます。
防水対策が薄いシリコンパッキンのみなのが少し心配です、漏水したらカメラ部に水が伝う構造なので直接雨が当たる環境で運用する場合は2つの穴をコーキングした方が良いでしょう。
インタフェイスモジュールはWIFI搭載されているバージョンと同じサイズですがWIFIモジュールとSMAアンテナジャックが空きランドになっています、AP2-POE/AP2-POE2筐体でWifiモデルは見た事はありませんが作り変える事は難しくないでしょう。
◆カメラ部の分解(リセットボタンやSDカードスロット・レンズゴミの除去ならココだけ分解)
カメラ部は背面4本のネジを外せば分解できます。
micro-SDカードスロットなど主要部品はこのカメラ部に集中しています、以前のモデルはケーブルが多く再組立ても面倒でしたがAP2-POE/AP2-POE2はとても簡単です、構造的には屋内用カメラと殆ど同じです。
唯一の違いは赤外線/白色LEDへの配線がある事でしょうか、LEDボードが少し大きくなっています。
以上の様にAP2-POE/AP2-POE2はプラスドライバー1本あれば誰でも分解が可能です、筐体もネジも大きいので作業も簡単です。