ヒューマン検知ほか新機能対応Androidアプリ XMCSee

 XM530DSPチップ搭載に新型カメラにはヒューマン検知、自動追跡、カメラポジション・パトロールなどの各種新機能が搭載されているのですが、機能を設定するスマホ・タブレットアプリやパソコンソフトのOSやバージョンによっては操作・設定する事が出来ません。
 iPhone/iPadアプリは設定可能(最新版iOSに限る)
 Androidアプリは設定項目すら表示されない機能がある
 パソコンソフトはCMSソフトは表示されずVMSソフトはヒューマン検知機能だけ設定できる。
  と対応がバラバラです。
 iPhone/iPadユーザーの方は良いですが、Androidスマホ・タブレットしか持っていない方に新型カメラをご購入頂いても「ヒューマン検知機能はVMSソフト設定して自動追尾はスマホアプリでOM/OFFする」と七面倒くさい操作をお願いするしかありませんでした。
 XM530チップのカメラが発売されて既に4ヶ月程度経っており「もう対応しても良い頃なのに…」と情報を集めてみると「中国版のAndroidアプリは既に対応しています」との事。
 日本語版Google PlayのiCSee/AnySeeアプリは去年末からアップデートされていませんから、アップロード作業が面倒なのか他にやる事があって手を付けていないのかと言う所でしょう(ネットワークカメラのシェアが低い日本がハブられる事は良くあります)Google Playはユーザー情報とGoogle Playが紐づけされており日本に居ながらにして海外のGoogle Playからアプリをインストールする事が出来ません(できなくはありませんがややこしい)から、雄迈(XM)社がアプリ配布用に用意している 雄迈应用商店 (https://app.xmeye.net) から直接インストールしてみます。

◆雄迈看看のインストール
 中国向けXM社謹製カメラアプリは「雄迈看看(シャオマイカンカン)」という名前で英名は「XMCSee」です、iOS版ではApp Storeからインストールできるのですが、Google Play には存在していません。
 パソコンのブラウザーで 雄迈应用商店 (https://app.xmeye.net) にアクセスします。 雄迈看看 をクリックします。 スキャンコード ボタンをクリックして、QRコードをスマホで撮影するか下部のURLをスマホに入力して、iCSee_Android_XMCSee-formal-release_2.0.X_20XX_XX_XX.apkダウンロードしてください。 ファイル操作アプリなどを使ってスマホ内のストレージ上のiCSee_Android_XMCSee-formal-release_2.0.X_20XX_XX_XX.apkをダブルタップすればイントールが開始されます。
 Googl Play外の野良アプリ(あまり聞かなくなったけど)インストールなのでセキュリティ警告が出て先に進めない場合はセキュリティ設定でインスト可能にしてからインストールしてください。
 初起動時はXMCSeeが要求するアプリ権限を与えて下さい。

 AnySeeやiCSeeの寒色系から赤の暖色系なので見た目の違和感がありますが、日本語版Google PlayのiCSee/AnySeeアプリでは表示していなかった、ヒューマン検知ダイアログが表示されるようになりiOS版アプリとほぼ同等の設定が出来る様になります。

 中国サイトからダウンロードしたのに日本語化されている事からアプリ自体はインターナショナル版として用意された物なのでしょう、Googl Playにアップロードしたくないのか規約に引っかかってヤル気を無くしたのかは知りませんが日本語環境でも問題なく動作するのでAnySeeやiCSeeアプリが正常動作してるスマホなら問題なく動作するかと思います。

 操作方法はAnySeeやiCSeeとほぼ同じで、ヒューマン検知、自動追跡、カメラポジション・パトロールの機能設定は、iOS版のアプリとほぼ同じです。

 日本語版Google PlayのAnySeeやiCSeeもいずれアップデートするとは思いますが、現時点で対応したい方は「雄迈看看」(XMCSee)をご利用ください。

oosaka-bouhan

防犯ツールのインプレと販売をしています。 得意分野はネットワーク防犯カメラなのでカメラ多めです。

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