iCSee NVRレコーダーをONVIFで遠方アクセス/スマートウオッチで使う

 ONVIF(Open Network Video Interface Forum)対応カメラを汎用のONVIFソフト・アプリでアクセスする方法は以前記事にしておりますが、tinyCam Monitorアプリで iCSeeアプリ対応NVRレコーダーを追加してもチャンネル1番のカメラしか表示できず使い勝手に難があったのですが、いつの間にかtinyCam MonitorアプリにXiongmai設定が追加されておりNVRのチャンネル設定が有効化出来る様になっていました。
 NVRチャンネル設定が有効化できますからNVRに接続されている全カメラがNVR1台のみのポート開放で済む事になりルーターを穴だけにする事なく屋外アクセスできネットセキュリティに有効でポート管理も楽になります。
 ONVIF対応汎用アプリも複数ありますが、tinyCam MonitorアプリのみGoolgeスマートウオッチ用 Wear OS アプリが用意されており、スマートウオッチでネットワークカメラ・NVRのリアルタイム映像が表示する事ができます、勤務中や授業・講義中などスマホを取り出して操作する事が難しい・避けたい場所でカメラ映像を確認する事が出来ます。
 現在販売中のネットワークカメラは専用アプリ・ソフトが専用P2Pサーバーへアクセスして屋外アクセスを可能にする仕組みですから、アプリのアップデートや専用P2Pサーバーが停止したらカメラの運用が不可能になります、現時点でアクセス不能になったカメラやメーカーは確認していませんが、今後カメラが高解像度化すれば対応するP2Pサーバーの処理速度と通信回線も強化する必要がありサーバー維持費が販売利益を上回ればアクセス制限を掛けたり旧式カメラを切り捨てたり最悪廃業するメーカーも出て来るかもしれません。
 ONVIF対応カメラとDDNS(Dynamic DNS)での運用なら、万一P2Pサーバーが使用不可能となっても影響を受ける事無く運用を続ける事ができます、若干難易度が高いのですが「もしも」の時に備えて参照して下さい。
 ※ONVIFやRTSP機能が無いカメラや設定画面にポート番号の表記が無いカメラ(360eye、EyePlusなど)では実行不可能です、諦めて下さい。

ONVIF対応カメラをDDNS (Dynamic DNS) で遠方アクセスする
tinyCam Monitor ONVIF対応 Androidアプリ

◆カメラのONVIF、RTPSポートを確認する

 VMSソフトでカメラへソフトアクセスする。 NVRのローカルIPアドレスを確認・メモします。 RTSPタグで ポート番号を確認・メモします。 CamHiカメラでHiP2P Client ならパラメーター設定 カメラが使用しているIPアドレス、ONVIFポートとRTSPポートの番号を確認します。
 またカメラのIPアドレスはカメラ又はルーター側で固定して下さい。

◆ルーターの管理画面に入りポートフォワーディングの設定。

 TP-Link社のルーターの場合は、無料のDDNSサービスを利用できます、ルーターアクセスして TP-Link ID でIDを作成します。
 再生したIDでログインします。

 ネットワーク→ 動的DNSタブに移動し 登録 をクリックします。 入力欄に任意の文字を入力します。
 「任意の文字.tplinkdns.com」があなたが利用するDDNSアドレスとなります。

 NAT転送→ ポート転送で外部に開放するポート番号を指定します。
 先ほどメモしたNVRのIPアドレスをデバイスのIPアドレス欄に
 RTSPタグで ポート番号を内部ポート欄に
 プロトコルはTCP
 他の任意です。

 現時点で無料でDDNSサービスを行っているのはTP-LinkとASUS ELECOM: SkyLink(https://www.clear-net.jp)の一部の機種のみになります、以前は無料だったNECのDDNSサービスは現在ではお名前com のDDNSサービスを利用するようになっています

◆tinyCam Monitorアプリを設定する。

 tinyCam Monitorアプリは無料で使用できますが、広告など面倒なので600円程度なのでtinyCam Monitor Proをお勧めします。

 初回起動なら Scan netwrokを既に登録したカメラがあるならManage camerasをタップしてScan netwrokをタップ。
 ネットワーク上のIT機器を手当たり次第に検出しますので、IPアドレスを参考にNVRレコーダーのみ☑を残し、右下上のカメラアイコンをタップします。

 先ほどメモしたNVRのIPアドレスである事を確認して、
 Camera brandをXiongmaiに変更
 Camera model をDVRに変更します、この項目を間違うとチャンネル1番しか表示できません。
 カメラに設定したIDとパスワードを入力(iCSeeアプリにログインするID・パスワードではありません)以上でローカルネットの設定は完了です、家でしか使わない(カメラを同じネットワーク内)方はココで完了です。

 インターネット経由で遠方からのアクセスするには追加の以下の設定を行います。
 下方にある Advanced settings をタップします。
 Remote hostname/IP adress にさきほど作成したDDNSのホストネーム「任意の文字.tplinkdns.com」を入力。
 Remote RTSP port number にさきほど作成した 外部ポートの番号を入力。
 Channel number にNVRのチャンネル番号を入力します。

 NVRに接続しているカメラを複数台登録する場合は、Manage cameras でコピーしてChannel numberを変更すれば、NVRに接続しているカメラ全てを登録する事が可能です。 以上で、ローカルネットでもインターネットでもNVRにアクセスする事が可能になります、ポート80も外部開放すればPTZカメラの操作も可能になるハズなのですが一部どうやっても動かないPTZカメラがあったり、若干アクセスまでのタイムラグが長くなる傾向があるので、私はポート554しか開放していません。 今までカメラ一台一台ポート番号指定とルーターのポート開放でルーターのセキュリティをガバガバにしてONVIFアクセスするしか方法が無く非常に手間が掛かったんですが、NVRレコーダーのみポート設定すれば後はチャンネル変更で複数台アクセスできる様になったので管理がとても楽になりました。

oosaka-bouhan

防犯ツールのインプレと販売をしています。 得意分野はネットワーク防犯カメラなのでカメラ多めです。

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