ブラウン オーラルB 電動歯ブラシをダイソー充電池で修理する(メーカー非推奨)
ブラウン オーラルB 電動歯ブラシの度々アクセス数が跳ねあがるので、動画を作成してみました。
充電池を交換し続けて既に6年経過していますが、未だに充電池を交換すれば正常に動作します、もしかしたらモーターが弱っているのかも知れませんが殆ど体感できません。
ずっと充電池交換していたのでオーラルBの本体価格の確認なんてしていなかったのですが、記事を作る為に確認したら以前はセールで1,300円程度だったニッカド仕様のオーラルBが、今では2,890円に値上がりしているを知って驚きました、ほぼ倍の価格になっています為替レート分の値上がりではおかしいので、もしかしたら最新型はリチウムイオン電池になっているのでしょうか?
以下の記事は:イレギュラーな改造なので充電池が破裂したり正常に動作しない場合があります工作スキルに自信が無い方や完璧な動作を希望する方は参照になさらない様にお願いします。
KLARYTYMA はんだごて セット 80W 温度調節可 LEDデジタル(200℃-450℃)オン/オフスイッチ付き 精密半田ご...
オーラルBを分解します。
ヘッド部分をモンキーで固定して反時計周りに30度ほど回転させると底部のスプリングでポコンと中身が浮き上がりスルリと出てきます。
モーター2つ充電池2つ合計4つのタブをハンダ吸い取り線を使ってハンダを除去しタブをフリーにします。 赤丸の基盤固定用の小さいポールを折らない様にじわじわ基盤を持ち上げ外します。
黒い充電用のコイルは電池ボックスに爪で固定されていますので押して外します。 旧充電池を取り出します。 旧充電池のタブをラジオペンチを使ってコンビーフ缶の要領で取り外します。 取り外したタブを新単三充電池にハンダ付け(フラックス必須)して電池ボックスに新充電池を納め先ほど外した電池やモーターのタブを基盤に通し再度ハンダ付けします。 分解したまま充電スタンドに置き正常に充電されるかテスターを使って確認します。 充電台から外し各機能が正常動作するかテストします。
動作に問題が無ければ分解と逆の順で元に戻します。(パッキンにシリコングリスを塗布するとはめ込み易くなり防水にもなります)
ハンダの取り外しは面倒ですが慣れている人なら30分程度で終わる作業です、モーターが元のままなので新充電池に交換したからと言って「パワーが蘇る」感じはしませんが充電サイクルが2日毎から5日毎程度に伸びました、使用した新充電池はセリアで110円で購入したニッケル水素電池です工具をお持ちの方なら僅かな金額で再使用できエコでお得です、ただし工具を買い揃えてまで行う作業ではありませんから自身の無い方は新品のオーラルBを買って下さい。
新充電池は旧ニッカド電池より恐らく高容量だと思いますがニッカド用にセッティングされている基盤で満充電できているか不明です、元充電池のタブではなく単三電池ボックスのばね端子をハンダ付けして次回はもっと簡単に交換できる様にしても良いかと思いますが、次の交換時にはモーターが寿命になっているでしょう。