POE・有線LANカメラをiCSee/XMeyeアプリを使用せずに初期設定する-2026/08版

iCSeeアプリ対応カメラでもやっと5GHz Wifi対応のカメラのリリースが始まりましたが、5GHz周波数は障害物でダイナミックに減衰する為に室内カメラは使えても屋外カメラでは度々切断して使えない事も多く2.4GHz Wifiの問題を完全解消できる万能策にはなり得ない様です。
5GHz Wifi仕様が公開されたので調べた所、モジュールのレートはHE20/MCS0 ~MCS11 / HE40/MCS0 ~MCS11とやや古い規格で、モジュールのアンテナ端子が1つしかないのでHE40でも理論値最大で286.8 Mbps止まりとなりますから、速度的には2.4GHzと大差なく、1.5~2倍のコスト増の割に利点が小さく常時安定運用する環境は厳しく実用性は低い印象です。
また、iCSeeカメラベンダーの思惑なのか方針なのか顔・車両検知などの最新AIインテリジェント検知機能を搭載したWifiカメラモデルはかなり少なく、今どうしても5GHz Wifiが必要な方以外は価格と性能・機能が充実するまで待った方が良いと思います。
当店でも5GHz Wifiカメラのラインナップを検討してはいましたが、完成度が予想したよりも低く安定にも欠けるとの事、また円安で仕入れ単価も高すぎる為にしばらくの間は静観する事にしています。
夏は、直射日光で症状が一気に進んだり、高温による電子部品の故障・変形、ゲリラ雨や台風などの物理破損などでご相談や修理依頼を頂く事が急増します、防犯カメラの故障などトラブル解決については以前にも記事にしており
映像がカスミの様に白くなった防犯カメラを修理
屋外カメラの故障例はどの様なものですか?へお答えします。
ネットワークカメラ・防犯カメラの故障事例お教えします。
など度々記事にしており、良ければご参照ください。
◆アプリを使用しないPOE 有線LANカメラの初期設定
POE/有線LANのiCSeeカメラは、カメラの世代・モデルにより工場出荷状態の設定が
192.168.1.10(固定IP)
□DHCP自動取得 有効/無効 □ADCP 有効/無効
のいずれかに設定されています。
DHCP有効であれば自動的にパソコンが動作しているIPアドレス群の空きアドレスに自動変更されますが、
ご家庭・会社のルーターがDHCPを割り当て機能を無効にしている場合、
2重ルーター状態でネットワークに不具合がある場合、
無線LAN中継器・コンバーター経由の接続でDHCPが取得に支障がある場合、
など不具合がある時は192.168.1.10の初期IPか不自然なIPアドレスで起動します、カメラのリセットボタンを長押しして工場出荷状態に戻したり、何度か再起動したり、メインルーターに直接接続して起動するなどでIPアドレス群の空きアドレスに変更するのですが、どうしても適切なIPアドレスに変更されない場合はVMS Proソフト又は DeviceManageソフトで以下の操作を行ってください。
1.VMS Proソフトの デバイス管理 を開き

該当カメラををチェック選択して 追加済みIPの修正 をクリック
変更モード:ドロップダウンメニューから 自動変更を選択
IPアドレス変更 をクリックします。
自動的に適切な空きIPアドレスに変更されます、もし特定のIPアドレスに固定する場合はデバイス管理のネットワークで変更します。
2. パソコン設定なのかアンチウィルスソフトの影響なのか、VMS ProソフトではIPアドレスが変更されない時がありますので、その際は DeviceManageを使用します。
DeviceManageソフトを開きIP Searchをクリック
NVRレコーダーを選択
正しいIPアドレスを入力後にカメラに設定したパスワードを入力
Modfyボタンをクリック
Successfulダイアログが表示されたら成功です。




殆どの内容はNVRレコーダーの記事と同じ手順なのですが、検索の仕様上NVRとカメラでワードを分けないと区別できない様なので、記事を分けました。