iCSeeアプリ対応カメラのPTZカメラ回転方向について
首振り式PTZネットワークカメラをご使用中の方から「PT回転の方向がスマホアプリで指示した方向と反対動く」とご指摘を頂きました。
販売品や販売終了カメラを含め確認した所、K2-LS-B8はPT(パン・チルト両方)が反対で、K1-PTZ01はT(チルト)が反対になっていました、ただしK1-PTZ01ではAnySeeアプリでは両方反転なのにCMSソフトではパン回転のみ反転していますアプリ・ソフトで回転命令が違う訳では無いでしょうからなぜこうなるのか不明です、さすがに左右へ指示したのに上下に動く事カメラは確認できませんでした。
ただ同モデルでもアプリ・ソフトやバージョン、カメラのファームウェアバージョンの組み合わせで個体毎に回転方向に違いがある様で詳細を把握しきれていません。
AnySee/iCSeeアプリ対応カメラは様々な状態で市場に供給されており「完成品やOEMとして販売される物」「基盤で販売される物や半完成品基盤(レンズやケーブルが付き通電すれば動作する)で販売される物」など日本でも良くある業販方法の他に「ファームウェアが無いユニバーサルな完成品状態にAnySee/iCSeeアプリ対応ファームウェアをインストールする物」など馴染み薄い形態で販売されていたりもします。(実はもっとあります…)
市場の要求に素早くフレキシブルに対応でき小資本でも製品を作る事できる利点がありますが、製造は現物合わせ的な側面が強く1種の基板から多種多様な商品を作る為に基盤を設計取付方向と違う方向に取付ける事は当たり前で、以前はカスタムファームウェアでPT回転方向を調整したりPT回転モーターの結線を逆にしたり力技で対処したのですが、最近は低価格化と搭載筐体の種類が大幅に増えて回転方向の修正を行わなくなった様です。
若干高価で基盤が大きい屋外防水タイプは取付方法が一律で反転している物は無いのですが、低価格で基盤の小さい屋内PTタイプのカメラの場合K2-PT072YTJの様なスタンダードカメラ(つまり生産数が多い)以外のマイナー筐体を使ったカメラ(当店が仕入れる様な)の場合アプリ・ソフトの指示方向と反対に動くカメラが増えると思います。
逆方向に動くと若干ビックリしますが、何とか慣れて下さい。
反転機能とPT回転方向を連動させていないのが根本的な問題で「 PT回転方向反転」なんて機能が在れば即解決する問題なのですが、私が認識している年数でこの機能に手が加えられた気配は全くありません、他アプリカメラに比べ歴史も長く総製品数、月出荷数が多いXM社では簡単に実装するのは難しいのだと思いますが、何とか実装出来ない物でしょうか。
教えてください
PTZの画面で位置設定がありますが使い方がわかりません。
PTZ回転操作画面に1~9等のボタンやプルダウンメニューがあるタイプだと、記憶や再生のボタン・メニューがあると思います。
まず回転させて1ボタンををクリックして記憶を順にクリックしてカメラに今現在の回転位置を記憶させる という使い方をします。
ただし対応していないカメラやリセットすると回転位置もリセットされるカメラがあり必ず使えるとは限りません。