格安水栓の不具合多しなので真鍮水栓へ交換してみました。

　安いと言っても限度がある様で、アマゾンで一番安い１４３５円の水栓には問題がありました、本体ボディがABS樹脂製で内部金属の防錆処理が不十分なのか1年少しで朝の初水でサビが混じり始めて２年未満で本体脇から水が漏れ始めました。
　日本製造品の水栓は一番安い物でも真鍮製なのでどれだけ技術が進んだとしても常に水圧が掛かる水栓にABS樹脂は相応しくないのでしょう、辛辣になりますが「樹脂製の水栓はメッキで誤魔化した詐欺商品」と言って良いでしょう。
　この手の「見た目・商品画像は金属製なのに実際は樹脂製」の水回り品や電動工具は若干見る時があります耐久性に問題がある事は製造者自身は判っていると思いますが「止めろ」と言っても聞かないでしょう、ただ逆に販売側は「金属」「metal」と過剰に明記しているので、購入側が留意しておけば掴まされる事は少ないでしょう。
　ただ賃貸などで家主が気づかず樹脂製の低品質な水栓を取り付けている場合がありますから、内見時にしっかり確認する事をお勧めします。

　今回購入した水栓は下の商品となります。

　樹脂製と違い重力感があり、触ると金属特有のひんやりした感触、指で弾くと金属特有の高音がします。
　価格的に国内メーカー品ではないので接続パイプは肉薄で接触面が少なく接続パイプのバリは水漏れに直結しますから紙ヤスリで均しておく事をお勧めします。

　格安水栓を取り外して3,980円水栓を取り付ける。
　水道延長レンチで取り外します、構造の割に高い工具ですが有る・無いでは作業スピードが段違いです。

　取り付けた時と比べると、ワッシャーどころか水栓接続内部もサビサビになっています、これでは朝の初水に錆が回るハズです、健康に良くありません。

　3,980円水栓を取り付けます。
　水栓付属のパッキンは小さすぎるので、バスコークで洗面台と水栓の隙間を補填します。
　バスコークは白色をお勧めします、私は透明を使ってしまい後悔しています。　

　3,980円水栓では、金属フレキホースではなく柔軟性のあるメッシュフレキシブルホースを使いました黄色いレンチを兼ねるレバーキャップがあるので取付が凄く楽。

　調整水栓を開放して水漏れしないか確認し、余分なバスコークをふき取ります。

　温水・冷水の水量調整をして完成です。
　交換は2年前に行っていたのですが「３関節回転式 噴霧・泡沫切り替え可能 蛇口延長ノズル」の記事を書いた都合で新録しました、海外品なので混合時の音が大きいのですが現在でも不具合は出ていません。