自動車にフロントカメラを後付けしました。【難易度高】

 2026年になり側方通過ルールや生活道路30Km規制など実地検証ナシの卓上理想論で続々と改正される道交法ですが、その崇高な理想に反してルール無視で順法精神など微塵もない歩行者・自転車・二輪車・自動車は減る事はなく「ただ安全に移動したい」人はミリ単位の繊細で高度な運転技術とどの様な悪漢と対面しても心を乱さない強靭な精神力を強いられる様になってしまい、もはや特殊な訓練を受けた人間でない限り運転が難しいレベルの難易度になっています、なるべく早期にレベル5の完全運転自動化が実現して欲しいと願います。
 道交法と関連するのか分かりませんが、自宅近くの交通量の多い通りに出るT字路にいつの間にか自動販売機が設置されてバイクでも自動車でも右視界が完全に塞がれてしまい、バイクならギリギリ前進して身を乗り出せば確認できるのですが、ボンネットがある自動車は無理で前方カーブミラーだけで右折を判断しなければならず不便で怖いので自動車にフロントカメラを設置する事にしました。
 大げさすぎる様に思われるかもしれませんが、背の高いピックアップ車両では直前直左視界確保が義務付けてられておりフロントカメラやサイドカメラ、車両や上位グレード車では更に優れた360度の仮想視界などハイテク装備があるそうです、当然ながらそこまでは必要ないので最小限のカメラ+モニタの後付けシステムを購入しました。

 4.3インチモニター単体ならもっと安い商品もありますが、高解像度のAHD(Analog High Definition)1080P対応、カメラ、配線付きでこの価格は驚愕です。

 ただ、付属のカメラはリアカメラ用の左右視野が140度程しかなく、左右を一目で確認する必要があるフロントカメラとして使えないので、別途アリエクスプレスで左右視野200度のカメラを購入しました。
 セット商品に別途商品で組み合わせると当然問題があり、セットのモニターと電源、カメラはコンパクトな4ピンコネクターで接続する仕様に対して、カメラ一般的なRCAケーブル(ファミコンとアナログテレビを接続した黄色い端子)と2.5径DCジャックで接続する仕様となっており、接続する為には4ピンオスとRCAと2.5のDCジャックオスを変換するケーブルが必要となります、ただ非常にニッチな商品だけにAmazon では2,000円超でアリエクスプレスでも1,000円超と高額で4ピン接続ケーブルに統一規格・結線という訳でも無いので購入しても使える保証は無いので、4ピン延長ケーブルを買って変換コネクタを自作する事にしました。

 自動車のカメラとモニターを購入する際は、カメラ映像形式とモニター表示可能形式の互換性の確認が必須ですCVBS-NTSC /PALのみ対応しているモニターにAHDカメラを接続しても「No signal」となってしまいますのでご注意下さい。
現行新品で入手できる形式は2つ
 旧式のCVBS-NTSC/PAL信号
 新しいAHD信号の 720P/1080P
既存のモニターや車載ナビにカメラを新設するならCVBS-NTSCのカメラを選べば安全でしょう、ただ解像度が480P程度で低く現在のスマホに慣れた目には荒い映像に映ってしまうでしょう、比較的新しい車載ナビはAHD信号の 720P対応、運が良ければ1080Pに対応している機種も少なくありません、中古車で車載ナビやモニターの型式も何も分からない時はCVBS-NTSC/PALとAHD 720P/1080Pをボタンで切り替えられる多信号に対応したカメラも存在するので不安ならこちらの購入をお勧めします。
 新規でモニターを購入する場合は少々高くてもAHD対応をお勧めします、大体のAHD対応モニターは下位の CVBS-NTSC /PAL信号に対応しています。

◆作業内容

 仮接続して4ピンの結線を確認します。
 4ピンで実際に使用しているのは3本のみ、延長ケーブルのオス端子を接続してハンダ付けしますが、屋外で使用する事になるので念のために接続部にはギボシ端子のスリーブを流用して防水処理しておきます、まあ面倒なら電気テープでもOKだと思います。

 接続して仮動作させてみると、アリエクスプレスで購入した視野角200度カメラのケーブル途中にある赤く太い接続部が10分程で触れない程高温になり一応動作はしているのですが怖いので対処します、因みにモニター付属カメラでは(接続部は存在しません)カメラ本体他ほんのり熱くなる程度です。
 恐らく赤く太い接続部はリニアレギュレータで12V→3.3Vぐらいに降圧させておりリニアレギュレータは降圧分を熱として放出する構造なのだと思われます、バックカメラで使用すれば数秒~数分程度なのでこの構造でも実用出来ますがフロントカメラとして運転中常に使用し続けるたら破損するほどの高温なので供給電圧を12Vから下げる改造をします。
 ただ面倒な事に購入した商品はモニターとカメラの電源が共通なので両方動作して長時間使用で高温にならず正常動作する電圧の7V付近に給電電圧を降下させる事にしました。
 シガー給電ケーブルの途中で切断してDC-DCコンバーターを組み込んでも良かったのですが、シガープラグを分解すると小型の可変式DC-DCコンバーターを組み込めそうな隙間があったので色々削って内蔵しました。
 可変式DC-DCコンバーターなので将来的にカメラを交換した時にはちょうど良い電圧に変更する事が出来ます。

 自動車への装着などは車種によって異なりますのでWEB検索やYoutube動画などをご参照下さい。

 モニター付属カメラであれば面倒は無かったのですが、別購入の180度視野角カメラを組み合わせる為に苦労させられました、使用しなかったモニター付属カメラですが視野角は140度よりやや狭く解像度は720Pでした、商品説明や画像に「1080P」の明記がありこのセットで1080Pが実現出来るように誤認させるやり方はやや卑怯。
 だたしモニター自体は4.3インチ画面に1080P(2K)映像が表示可能です、恐らく液晶パネルの実解像度は1280x720ドットで1080Pはダウンコンバートで対処していると思うのですが、微妙に映像が鮮明(少し映像が明るくなる)になるので1080Pも無駄にならないでしょう、他に背面ボタンでバックガイドの表示・非表示、上下反転も選択でき、古いカメラ規格のCVBS-NTSC/PAL信号にも対応しており汎用・融通性も高くお買い得です。
 色んな物が値上がりしているご時世なので、自家用や会社の自動車・トラック・重機のバックモニターの故障・破損時の予備品・補修品として買っておいても良いかもしれません。

oosaka-bouhan

防犯ツールのインプレと販売をしています。 得意分野はネットワーク防犯カメラなのでカメラ多めです。

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