ラジエターリザーブタンク ホース交換
去年応急処置したまま放置していた、ラジエターリザーブタンクのホースが一年後にまた破断してクーラントが漏れたので今回はホース全体を取り替えました。
前回は出先だったので難儀しましたが今回は自宅で漏れたのでじっくり対処しました。
去年とほぼ同じ状態で裂けていますから取付の不手際とかではなくホース自身の問題なのでしょう。
ホースが劣化した場合表面が脆くなり横に裂けるホースはよく見ますが、圧力が掛かっていない場所で縦に裂けるホースは珍しいと思います、他のホース類も確認したのですが交換されたパーツも多く、このホース程に劣化が進んでいる物はありませんでした、この刻印も印刷もない外径10㎜内径5㎜の単層ホースは交換された形跡もないので10年ほど耐えた訳で品質が低いとは言えないでしょう。
交換用のホースとしてして購入したのは、
元のホースに似た物で寸法が近いのはガソリンホースしかなく値段的にも手頃なのでコレにしました、ガソリン用なので耐熱が120度しかありませんがポリエチレンのリザーブタンクを使っているので高温の冷却水が流れ込む構造ではないのでしょう。
スクーターは部品交換よりも外装を外す作業の方が大変なので、今回は「右側下フットレスト」「右側フロントボディ」「ヘッドライト」「スクリーン」の最小限だけを外し新旧のホースをホースジョイントで連結し片方から引っ張り出して旧品と同じラインを通しました。
丁寧に行うなら足元の外装も全て外し最短ラインで通した方が良いのですがもはや外装の劣化も進んでおり外装パーツの爪折れが心配なので出来るだけ分解は避けています。
新しいホースは柔らかく個々のパーツとの接続はムスースな割に抜け辛い優れた構造に進化しています、ただホースの外径がほんの少し大きい様で元のホースクリップではハメ込みづらく苦労しました、ホースを変える時はクリップも同時に購入した方が良さそうです。