Android TV BOX Beelink W95 Media Player
HVTR-BCTX3 の記事でサラッと紹介した、Android TV BOXが、Beelink W95 Android TV BOXです液晶画面の無いアンドロイドPCです。
OSは Android 7.1、CPUはARM Cortex-A53、RAM2GB、ストレージ16GBのAndroid TV BOXでのグレード的には一番下より僅かに上程度のスペックですが初めからPlayストアがインストールされており、Androidスマホやタブレットを持っている人なら扱いに悩む事もないでしょう。
ヤマザキ ランチパック程度の大きさで、USBx2LANx1micro-SDx1HDMIx1S/PDIFx1電源の端子が揃っています、4K対応らしいのですが4Kモニターがないので未検証とりあえず2Kは大丈夫、Wifiは内臓アンテナで飛び出している部品はありません、軽いので固いケーブルを接続すると簡単に浮き上がりひっくり返ります、スリットは無いので方向はありませんが横置きの方がシックリします。
元々は「スマホアプリしか用意されていないネットワークカメラで使えたら」とか「簡易NVRとして使えたら」などと思ってNVR検討の1台として購入したのですが、ネットワークカメラのスマホアプリのほぼ全てで「このアプリはお使いの端末用に最適化されていません」と表示されイントールできませんでした、無理にインストールしても起動しない、比率が変、ジャイロ機能がないので横画面にできない、の散々な結果となり私品とした経緯があります。
HVTR-BCTX3 を購入するまでは、パソコンの動画ファイルを再生するメディアプレイヤーかyoutubeプレイヤーとして使っていましたが、この手のAndroid TV BOXはNetflixとかAmazonプライム・ビデオなどの動画配信サービスを利用している人に人気の商品なのだそうです、2KのMP4ファイルやyoutubeのHD動画も余裕で再生しますから、動画配信サービスにピッタリなのも納得です。
インストール時にジャイロやカメラ、液晶画面を必要とするアプリはインストールできませんが、それらを確認しないメディア再生系アプリとビジネス系アプリは問題なく使用できる物が多くGoogle LLCのビジネスアプリで簡単な表計算やテキスト入力などをスタンドアロンで処理する小さなパソコンとして使う事もできます。
サイボウズなどのWEBグループウェアやWEBアプリのクライアントとして使えば、パソコンやシンクライアントを充てるよりもコストを抑える事ができるでしょう。
日本のテレビ放送を録画したBD/HDDレコーダーのデータを再生する場合は、ハードでDTCP-IPやDLNAに対応していないのでアイコンは表示できますが再生は出来ません、別途対応アプリをインストールして使用しますデコード性能は高いのでアプリさえ対応していれば問題ないでしょう。
付属品はACアダプタとHDMIケーブルとリモコンの3つだけで、取説もリモコンの電池すら入っていませんでした、品質は押し並べて低く付属ACアダプターは容量ギリギリで負荷の多いUSB機器では起動しなくなり、リモコンはヘアライン加工で見たは良いですが押した感覚が薄くチープです学習リモコン必須、HDMIケーブルは4K対応かは不明です、ギリギリを踏み越えてローコスト化しており恐らく動作チェックもしていないでしょう、使えたら「ラッキー!」程度の認識だと良いでしょう。