B13-L-V2 電球型Wifi 360度パノラマネットワーク照明カメラ
B13-L-V2は、K1-360VR-F2と同じカメラモジュールを搭載した電球型Wifi対応 屋内360度パノラマネットワークカメラです。
他社カメラと違いAndroid/iOS用スマホアプリが2種類、Windows用カメラ設定・閲覧ソフト「CMS」「VMS」、ブラウザさえあればカメラにアクセスできるリモートサイトなど柔軟な運用ができるマルチプラットフォームに対応、余裕あるサイズで排熱効率が向上しIT機器では必ず発生する軽度な機能不良を定期的にリセットする自動再起動機能など長期間安定動作を考慮した設計になっています、安いだけで使い物にならないネットワークカメラっぽいオモチャとは一線を画す本格的なネットワーク照明防犯カメラです。
360度パノラマ映像機能、動作検知、Eメール送信通知、FTP転送、Wifi無線LAN、収音マイク、スピーカー、常時録画、micro‐SDカードスロット、通電を確認できるパワーインジケーターLEDなど本格的なとホームセキュリティカメラ機能を手のひらに乗る電球型のボディに収めています、電球と交換するだけで良く電源ケーブルを配線する必要が無い気軽に使用できるカメラです。
電球型照明と排他で設置しますから照明器具として使えるように赤外線LEDではなく高輝度白色LEDを搭載しており「照明が無くなり辺りは真っ暗」となる事はありません、LEDは自動点灯、点灯(常時点灯)、消灯(常時消灯)、時間指定でコントロールできます。
B13-L-V2のコンセプトは、防犯カメラを「電球型にした」ではなく「電球にカメラを付けた」とイメージして頂くと良いかと思います、夜間は白色LEDを消灯すると撮影できないので「常夜灯+カメラ」「非常灯+カメラ」「夜間照明+カメラ」の用途をお考えの方にお勧めできるWifi対応 屋内360度パノラマネットワークカメラです。
B13-L-V2は販売を終了しました後継機種は、B2-R となります。
◆ご使用の必須条件
①自宅にインターネット回線がある事。
②自宅に2.4GHz対応の無線LANルーターがありSSIDとパスワードを管理している事。
③自宅ルーターのIDとパスワードを管理している事(UPNPが働かない時ポート開放が必要)
④スマートフォン、Windowsパソコンのいずれかまたは両方持っている。
◆スマホでの設定方法→iCSee google play と Appleストアで配布
◆WindowsPCでの設定方法・ダウンロード→CMS
◆B13-L-V2ネットワークカメラレビュー
B13-L-V2は「ダウンライトから電源を引っ張って防犯カメラを設置できないか?」と言う依頼の為に入荷したカメラです、ダウンライトは都合よく電球用E26レセプタクルだったので電球と交換するだけで作業は終わりました、B13-L-V2はE27バルブで日本のE26より1mm大きいのですが「ちょっと固い」程度で収まりました。
電球タイプと言っても直径が78mm 全長が145mmと一般的な電球より大きく最初期のLED電球並みの大きさです、電球用のダウンライトなら1/3程度が飛び出す程度で済みますが、蛍光灯電球やLED電球専用の小型シーリングやダウンライトでは収まらなかったり半分以上が飛び出す事になると思います、レセプタクルのみで取り付ける事もできますが昭和感と違和感が半端ではありませんから人目に触れる場所に設置する場合はボディが隠せるスポットライトフード、ペンダントライトフードなどを利用した方が良いかと思います。
電源アダプタを内蔵している仕組み上K1-360VR-F2より排熱に配慮している様で、下面に大きく横スリット少し上にパンチ穴が空けられています、カメラモジュールと電源モジュールの2つの熱源に対応するため強度的ぎりぎりまでスリットを配置したのでしょう24時間ほど連続動作させましたが機能不良や熱暴走は起こりませんでした、夏場の直射日光がガンガン当たる場所でLEDを点灯し続ける様なイレギュラーな運用では支障がでるかもしれませんが常識的な運用で問題が起こる事は少ないでしょう。
アルミ放熱板付の半球型高輝度白色LEDはカメラモジュールの上に配置されていますレンズから十分な距離を取っており光がレンズに映り込む事もない良い配置です、LEDは生活照明に使える程の光量はありませんが夜間でもカラー撮影する撮影用ライトしては十分な光量があります、ただ視野が極端に広い360度カメラなので何もない広い空間では光量不足かもしれません。
他に監視カメラを使用しており外部赤外線照明を既に設置している環境であれば、IRカットフィルタは残されており白黒赤外線撮影も可能です。
LED点灯の自動点灯制御は、CDSフォトレジスタセンサではなくCOMS素子でコントロールしますので切り替え照度をiCSeeアプリで調整できます、照明が薄暗い店舗などで勝手に点灯すると困る場合は便利です、点灯を時間指定にした場合は設定した指定時刻にONー消灯時刻にOFFとなります工場や店舗などで開店・閉店時間が決まっているロケーションならこちらの方が便利でしょう。
一般的な防犯カメラと違い白色LEDを使っていますからガレージや門柱の監視には向いているカメラではありませんが「透明フードのポーチライトをカメラにしたい」「マンションやアパートの共用照明を防犯カメラにしたい」「遠方の様子を照明ON/OFFしつつ観察したい」「お店のショーウィンドウに防犯カメラを追加したい」とお考えの方にお勧めするネットワークカメラです。
表示形式に進化はなく WindowsソフトCMS では12形式で表示できます、この点は再生するソフト・アプリ側に依存しますので仕方ないでしょう、いずれソフト・アプリのアップデートで増えるかもしれません。
CMSでのタイムシフト再生はスマホにはない+-1,2,3,4倍再生や時と分を別々に操作できるるタイムスライダーがありトラブル検証に便利な機能が揃っています、仕組み的にはCMSでカメラを遠隔操作して再生させる方法とカメラから映像データをダウンロードする2つあります(再生・ダウンロート中も監視・録画は行っています)どちらも一長一短ありますから都度都合の良い方をお選びください。
スマホアプリiCSeeでの表示形式は、水平設置7種垂直設置2種の合計9種になります、最大4台まで同時表示できますから、使わなくなったスマホやタブレットを使ってローコストに防犯カメラ網を構築したい方にお勧めです。
常時上書き撮影機能はSDカードの容量により半日~2日程度可能になります、iCSeeでのタイムシフト再生は時間・分単位で表示されていますがLTE回線では再生タイムラグが発生しますから、じっくり確認したい時は自宅のWifiに接続するかパソコンソフトのCMSで再生する事をお勧めします。
カメラにはマイクとスピーカーが付いていますのでコチラから話しかけるトーキング機能が使えます回線の状態によりタイムラグができてしまい迅速な意思疎通は難しいですが、こちらから話しかけてカメラ前でポーズで返信してもらうならうまく使えるでしょう。
iCSeeカメラには、のユーザーアカウント追加機能やiCSeeカメラのシェア機能がありますから、月極駐車場や賃貸マンション・アパートの契約者様へのサービスや別途オプションとして防犯カメラのレンタル提供も有りでしょう。
◆B13-L-V2内部構造
モジュールは直径6㎝でK1-360VR-F2と同じ3穴のカメラモジュールが使われていますコネクタ一の一部が違うだけ型番もファームウェアも同じです、今までXMカメラはファームで諸機能が決まると思っていましたが同一モジュール同一ファームで機能が違う所から推察してカメラのシリアル番号に応じた機能をiCSeeアプリが表示させているのかも知れません。
同一カメラでもファームアップデート後にiCSeeアプリでは変更点が無いのにCMSソフトではONVIF機能が追加されていたりと謎な部分が多く詳細は分かりません、ファームファイルの提供が実ソースのみでアップデート概要のテキストファイルが無いのでどのようなフィックスが行われたのか判らないのが大きな原因なんですが、アップデート概要は簡体字のフォーラムだけ済まさず英文でも更新記録を付けてくれたら良いのですが。
外見はネジなど見当たりませんが分解は思ったより簡単でスリットのあるパーツを反時計回り少し回転させるだけでスポリと抜けて内部にアクセスできます。
始めに現れるのは電源部、LED電球の小さなLEDドライバと違い汎用のACアダプタをそのまま載っけた感じです、交流との接続は3スケアの太いケーブルでコネクターで接続しているのは好印象!それなりに気を使っているのは分かります。
電源部の部品間スペースは広くACアダプタ内にぎゅうぎゅう詰めのACアダプタよりは長持ちするでしょうが、交換できる部品ではないので電源の寿命=カメラの寿命となるりますから出来るだけ長持ちして欲しい部品です。
電源部の3本のネジを外し電源を分離するとカメラ部の乳白色カバーを止めるネジにアクセスできます、同じよう3本のネジを外すとカメラモジュールが分離できます、ネジは合計で6本しか使われておらず分解も組み立ても簡単に行えます上手い設計です。
乳白色のカバーにはスピーカーが付きます、レンズもIRカットソレノイドもK1-360VR-F2と同じ物のようです、白色LEDを使っていますから赤外線暗視撮影用のIRカットソレノイドは不要なんですが、特別なパーツを用意するより既存のパーツで済ませた方が安上がりなのしょう。よくある事です!。
マイクもK1-360VR-F2と同じ筒の中に収める工夫がしてあります、少し径が大きい気がしますが収音性は良さそうです。
電球ソケットを使うのだから「照明としても使えないといけない」と言うコンセプトは必然的であり当然なんですが、やはり赤外線LEDも搭載する事は考えていたようで、LED基盤には空きランドがあります配線パターンは分離しておりLEDを並列に繋ぐ設計では無いので、次モデルは白色LEDと赤外線LEDを交互切り替えできるモデルにするつもりなのかもしれません。
B13-L-V2も改良XM510 VRチップに、XM712 Wifiチップ、CMOS光素子がH65 CMOSとK1-360VR-F2と同じ構成で全てXM社のチップで構成されたモジュールです。
設備投資に金が掛かる日本でオール自社製を目指してもコスト高になるだけですしシリコンチップは食品と違いPBやOEMにそれ程のメリットはありませんから、なぜ自社で固めたのかとても不思議です、XM社はシリコン企業をバクバクTOBでもしているんでしょうか。
もはや「枯れた」と言ってもいい XM510 DSPチップに今更VRパノラマ機能を追加すると言うか ”VR機能を追加できる” と思っていませんでしたので驚きです、ただよく考えたらパノラマ画像への変換は再生する側に依存するのでカメラ側の負担は少なくそれほど難しくもないのでしょう。
緑色の基盤に載っているのがXM712 Wifiチップです、去年末ぐらいからRTL8188の替わりに搭載されています、他社への提供がなく詳細スペックが公表されていませんが11nまでは対応している様でWifiの繋がりも良く転送も問題はありません。
独特な不思議な形のアンテナが直付けされています、 効率が良いのか悪いのか測りかねる形状ですがWifiの掴みに問題ありません、アンテナジャックはパターンのみで実装は冴えていません、ダイバーシティアンテナとして機能する訳ではなさそうですし意味は無いでしょう。
◆カメラ設定について。(ご購入された方へ)
①初期設定では常時録画機能はOFFになっています、常時録画を使う場合は、
設定→ 録画機能→ 録画機能
☑設定
時間帯1 通常☑ をチェックして下さい。(録画時間を設定したい場合は適度設定して下さい)
②初期設定ではエンコードの設定値がスマホ向け(恐らく3Gか?)に最適化されておりレートが低く設定されています、LTEやWifi接続しか使わないなど回線速度に余裕がある場合は、
設定→システム設定→エンコードで
フレーム/秒(FPS):23
画質:最良
程度に設定して下さい。(設定ドロップダウンメニューが左右に分かれているのは、左がHD画質 右がSD画質です)
(ご使用の回線速度に合わせ設定値を調整してください、極端に上げすぎるとカメラが不安定になります)
iCSeeで設定する場合は、ビデオ設定画面の「品質:ドロップメニュー」から適切なレベルを選びます。
◆B13-L-V2ベスト使用環境
iCSee アプリとWindowsソフトCMSの設定画面のキャプチャしたものをギャラリーにしました、もし説明が欲しい所がありましたらご質問ください。
◆B13-L-V2詳細スペック
センサー |
H65 low illumination CMOS 1.3mp (1280 x 960) |
ビデオ圧縮 |
h.264/h.264+ |
レンズ |
1.44㎜(360°) |
ネットワーク |
IEEE802.11b/11g/11n |
SDカード |
サポート |
ONVIF |
なし |
電源 |
100~220V |
本体サイズ |
直径68 x 高145mm |
この製品のiPhone版アプリを使用しています。
録画の設定がよくわかりません。
1分おきに録画されてたり10秒おきだったりかなりまちまちです。
動作感知した時のみ録画する方法を知りたいのですが、どのように設定すれば良いでしょう?
よろしくお願いいたします。
iCSeeアプリでは、機能の一部しか変更できません。
CMSソフトを使用して、このページの記事「◆設定について。(ご購入された方へ)」を参照してチェックを外してください。
CMSソフトをダウンロードしようとサイトへ行きましたが見つかりません。
ご指摘ありがとうございます。リンクを変更し今後の変更を考え1か所に集約しました。
録画が出来なくなった。
どの様にすれば治りますか?
ほとんど場合はSDカードを初期化すれば治ります。
もし何かの拍子にカメラの設定が書き換わったのであればCMSソフトでカメラにアクセスして 設定→ 録画機能→ 録画機能 の時間帯1の通常をチェックしOKをクリックして下さい。