屋外カメラどのように設置したら良いですか?角柱へスマートにカメラを取り付ける。
以前に、屋外カメラどのように設置したら良いですか?の方へ。を記事にした事があります、壁面への設置は防水ボックスを使って空間を確保して各種コネクタを収めてネットワークカメラを設置する事をお勧めしていますが、カメラ設置のご要望でベランダやガレージへの設置をご希望する方が少なくありません。
ガレージやベランダにカメラを設置する場合、屋根や構造物を支えている四角い柱へカメラを設置する事になるのですが、一般的に売られている「柱取り付け用カメラブラケット」を使った場合「塗装された柱が傷だらけになる」「ブラケットが大きすぎて収まりが悪い」と目に付き易い場所に設置するには美観が良くありません。
安く入手性の良い柱取り付け用カメラブラケットは100mm+30mm程度で現行ネットワークカメラの取り付け基部に対してかなり大きいので余白が目立ち、丸柱に接地する為のくの字の飛び出しが50mmもあり設置姿がかなり醜くなります、また形状的に細い角・丸柱には取付できず固定方法がネジ締めクランプバンド(ジュビリークリップ)なので適正トルクが分かり辛く強すぎると柱が傷だらけになる事になります。
当店で設置作業を行う場合、上記条件では以下記事の様に取り付けています。
◆角柱への防犯カメラの設置
まず、柱のサイズに合わせて以下の様な商品を揃えます。
Ohamtes 8 Pcs、SUS304 M6 x 110mm六角ヘッドボルトねじ、強さグレードA2-70 (グレード5.8) 、完全にねじ込...
柱のサイズに合わせて、長い87~120mmの長いM6ボルト用の穴を開けてネジ止めします。
カメラから出ているコードは防水の為に必ず設置場所で下向きにする様にして下さい。
カメラ基部の穴が小さい場合はM3にサイズダウンして下さい。
最後に、角柱の反対側にジョイント金具を挟んでネジ止めして固定します。
ネジ止めなので簡単に取り外しできますし取付自在板の適度な反発でカメラがずり落ちる事もありません。
頻繁に取り外すなら蝶ナットに、金属筐体で重いカメラならボルトとジョイント金具を追加して強化できますし接地面に保護テープかクッションを挟めば柱の傷も防げます。
カメラを交換する時は取付自在板が穴だらけにならない2回程度なら交換の必要もないでしょう。
当店では角柱への設置は殆ど場合この方法で取り付けています、取付自在板とボルトとジョイント金具のサイズは豊富でネジやナット類はお近くのホームセンターの方が安く入手できますから「柱取り付け用カメラブラケット」と同等かそれ以下の価格で揃える事ができると思います。