CamHi対応カメラパソコン用ソフト HiP2P Clientでカメラ映像が見えない時の対処2
「CamHi対応カメラのCMSソフト HiP2P Clientでカメラ映像が急に映らなくなった」関連のコメントを纏めさせて頂きます。
去年夏のWindowsアップデートの影響だと思われるのですが「セキュリティソフトアップデートでの検知厳格化による通信遮断」「HiP2P Clientとグラフィックドライバーのコンフリクト」の2つの現象が起きている様です。
海外のフォーラムでも少なからず報告されていますが原因は特定されておらず少しの対処方法がコメントされている程度です、発生から半年近く経過していますが修正のアップデート未だ配布されていません、初公開はWindowsXP時代で既に10年以上経過したソフトウェアですから致命的な問題で対応するのは困難なのかもしれません、オペレーションUIも使い辛く他のソフトウェアに比べて古臭い感じが強いので最新ソースコードで新規ソフトをリリースしてくれたら良いのですが。
◆CamHアプリ対応アプリ・ソフト
CamHi 設定方法->>クリック
CamHi 設定方法 工場出荷状態からの復帰編 ->> クリック
CamHi対応ネットワークカメラ Windowsソフト HiP2P Client ->>クリック
CamHi 無線LANのみで初期設定する方法 Android/iOS ->>クリック
CamHiカメラ初期設定・検索ソフトSearchTool 有線/Wifi ->>クリック
CamHiカメラIEブラウザーでの設定変更 ->>クリック
CamHi対応カメラ対応ソフト HiP2P Client v6.5.7.5 WIN ->>クリック
CamHi対応カメラ対応ソフト HiP2P Client v2.1.2 Mac ->>クリック
◆セキュリティソフトが原因の場合。
CamHi対応カメラパソコン用ソフト HiP2P Clientでカメラ映像が見えない時の対処1の記事を参照してください。
特定はセキュリティソフトを「一時的にOFFにして映像が映るかどうか」で判断して下さい。
◆ビデオドライバーが原因の場合(軽症)
症状が軽い場合は、HIP2P Client 設定の表示モードの変更で解消する事がある様です。
設定→_その他 の表示モードをDirect 3DかDirect Drawのいずれかに変更する事で解消する事があります。
◆ビデオドライバーが原因の場合
上記で改善しない場合はビデオドライバーを1つ前のバージョンに戻す事で解消する事との事です。
デバイスマネージャーでディスプレイ アダプターを選択。 ドライバーをダブルクリック。 ドライバータブに移動し「ドライバーを元に戻す」をクリックして、ディスプレイドライバーを以前のバージョンに戻す事で解消する場合があります。◆ビデオドライバーの「ドライバーを元に戻す」がグレーアウトしている場合
クリーンアップソフトで過去バージョンを削除していたり新規クリーンインストールしたパソコンでは「ドライバーを元に戻す」がグレーアウトしておりバージョンを戻す事が出来ません、その際は 使用中のビデオカードのリファレンスドライバーをビデオチップメーカーの過去バージョンドライバーを、メーカー製パソコンなら過去リリースのビデオドライバーを上書きインストールして下さい。 過去バージョンをインストールする場合に「現在使用のバージョンより古い」などの警告が表示される場合もあります。 上書きインストールできない場合は、一旦アンインストールしてから再インストールして下さい。
◆後付けのビデオカードを使用していてCPU内蔵GPUが存在する場合
HIP2P Client の不具合に関し不具合が発生した方と同じWindowsバージョン同じチップのビデオカードで再現したのですが、検証環境では問題なく動作して「何なの?コレ??」って印象です、ただ情報を集めてみるとインテル内蔵グラフィックIntel HD Graphicsでの不具合は発生率が極めて低い様です、もし後付けのビデオカードで不具合が発生していてかつGPU内蔵インテルCPUを使用してる方は、マザーボードのBIOSでOFFになっている内蔵GPUをONにしてHIP2P Client を内蔵GPUで運用して下さい。 グラフィックの設定 クラシックアプリで「P2PClient.exe」を指定して下さい。 そこそこパソコンマニア的な構成ですが条件を満たしている方は試してみて下さい。
メインビデオカードの影響が少なく内蔵GPU側をHIP2P Client専用にすればそれなりに使えると思います。
◆「VMware(ヴイエムウェア)」など仮想OSにWindows7などアップデートが発生しないOSを利用する。
ドライバーの過去バージョンで応急的に使用可能にはなりますが、今後のWindowsアップデートで過去バージョンに戻す方法も通用しなくなるかも知れません、その際はVMware(ヴイエムウェア)など仮想OSにWindows7や8などHIP2P Client が動作可能でアップデートが発生しない旧OSをインストールして運用して下さい。
旧OSの使用はセキュリティ的に問題が有りますし、快適に動作させるにはそれなりのハイエンドパソコンが必要ですが時々使用する程度ならアップデートで突然使えなくなる事も無く楽だと思います。 導入にBIOS設定変更がなどスキルが必要になります。
幸運なのか旧式のパソコンしか持っていない私の環境ではHIP2P Client の不具合はセキュリティの不具合だけで、ビデオドライバーの不具合は発生した事がなく頂いた対方策のコメントをまとめただけなのでご使用の環境によっては対処が難しい場合もあると思います、またWindows10でも随時アップデートが継続しており突然使用不可能になる場合もあり完璧な対処方法ではない事をご留意ください。
CamHiアプリ対応カメラのほとんどはONVIFに対応しておりHIP2P Client で見えないだけでカメラ自体の動作に問題が発生していないので監視業務に影響が出る事はありませんが、このまま未対応を続けるとCamHiアプリ対応カメラの売り上げに響くと思うんですが何を考えているんだろうか?カメラのハードウェアは他社アプリカメラと同じなのでハードメーカーからリファレンスのソフトウェアやソースコードは提供されているハズなのでそれほど難しい事では無いと思うんですが…。