スイッチプレートを神保電器に交換しました。

 築年から交換されていないナショナルの片切スイッチが固着寸前で表面も汚れており「パナソニックのコスモワイドスイッチにでも」と思いましたが私の環境では使い辛い為に、神保電器のJ-WIDEスイッチに交換してみました。
 パナソニックのコスモワイドスイッチは操作盤右側にあるプッシュスイッチを押す事でON/OFF/ONを繰り返すので外観の変化がなく照明が光る消える事以外で通電を知る事ができません、照明直結なら問題ありませんが明るさや人感センサー、リモコンなどスイッチが途中に接続されていた場合センサー機器が動作するまで通電が判らない事になります、外観から通電を知るには倍額の蛍スイッチを購入する必要があります。
  神保電器のJ-WIDEは操作盤自体が左右に揺れてON/OFFするシーソースイッチなっていて正規の取付方向なら左が沈んでいたらOFFで逆でONに(3路などは除き)なります、馴染み深いシーソースイッチが大きくなった訳ですから少し視力が落ちていても薄暗くても一目で通電がONなのかOFFなのか判ります。
 我が家では、トイレ、洗面台とそれに続く廊下や階段など動線は人感センサー付き照明に交換したので人が動けば照明が光りますから薄く光る蛍スイッチは不要で通電が目に見える方が良いので神保電器のJ-WIDEの方が適しています。

 神保電器の創業は1918年と松下電気器具製作所(パナソニック)とほぼ同じ古い企業ですがパナソニックが電材に本格参入する前から電材のみを扱っていましたから製品特許を先に押さえているのでしょう、この大きなシーソースイッチを販売しているのは神保電器だけでパナソニックは販売していません。
 何処でも入手できる代わりに味気ないパナソニック電材と比べると、神保電器の電材は個性的でデザイン的な遊びを加えた物が多くシステムスイッチはパナソニックに1つプラスした機能があります。
 例えばタイマースイッチの場合、パナソニック(フルカラー埋込 電子 浴室換気タイマースイッチ WN5294K)と神保電機(ニューマイルドビーシリーズ 電子式4時間タイマスイッチ JEC-BN-ETMCL4)を比較すると…

 WN5294Kのボタンが物理的に大きいのは評価できますが時間スライドが見え辛く2/4/連続の3ポジションしかありません、JEC-BN-ETMCL4は1/2/4/連続の4ポジションがLED表示され動作中は点滅し時間経過で残り時間に移動します、操作は2つのボタンをプッシュするだけなのでとても解り易くなっています。
 青年の一人暮らしであればどちらでも同じですが、ご家族が多く年齢が離れているご家庭ではJEC-BN-ETMCL4の方が喜ばれるでしょう。
 
 神保電機の親会社で超ホワイト企業で有名な未来工業の製品と違い、神保電機製品はホームセンターでの取り扱いが無くモノタロウなどのネットショップを利用しないと購入する事が出来ませんが、パナソニック電材と比べて+1の機能をほぼ同じか若干安い価格で購入できるのでDIYに凝っている人や個性的な店舗を演出したい方はご検討下さい。

oosaka-bouhan

防犯ツールのインプレと販売をしています。 得意分野はネットワーク防犯カメラなのでカメラ多めです。

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