FTP に動作検知動画をアップする設定(CMS 設定)

　FTPに動作検知動画をアップロードする方法が分からないと連絡を受けましたので設定方法を記事にします。
　この機能を使えば、micro-SDカードのないカメラでも動作検知後に指定時間分の.H264形式動画を残す事が可能になります、ただしカメラのLAN回線が安定していないとカメラが不安定になりますし最低１０GB程度のFTPサーバーを用意しないと頻繁にファイル削除しないといけません、また対応していないカメラもあります、これら条件をクリアできる方のみ設定して下さい。

CMS対応カメラ：クリック
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CMSを起動しカメラをコネクトします。（動作検知・FTP機能が正常動作する事が前提です）
設定したいカメラの映像が画面に映っている事を確認して、右下のボタン群からシステム設定ボタンをクリックします。（マウスの右ボタンをクリックして「システム設定」をクリックでもOK）

システム設定ダイアログを表示します。　※録画機能がないカメラは設定できません
設定 ー＞録画機能ー＞録画設定　画面を開きます。チャンネル：１（チャンネルを追加した場合は他に選んでください）
録画単位：60～デフォルト値でOK　　　事前録画：5秒（常時録画できるカメラのみ有効）
録画モード：〇設定に☑
曜日：全部 （日曜から土曜日まで、ノーチェック曜日を指定する時は調整）
時間帯：00:00 — 24:00 （24時間すべて、ノーチェック時間を指定する時は調整）
　通常□　良く分からないが☑
　検知□　動作検知なので必ず☑
　警報□　電源断など有効にしている場合は☑
　　OKボタン をクリック

設定 ー＞アラーム機能ー＞動体検知　画面を開きます。
　録画チャンネル：を☑します。
　　OKボタン をクリック

◆録画コントロールがあるカメラの場合
録画コントロールがあるカメラは、録画設定画面に録画モードがなく機能設定 ー＞録画機能ー＞録画コントロール　画面で指定します。
　録画モード　　全部　１　特別な設定をしていない場合は上画像です。
　　　　　　構成：〇　〇　を☑します。録画設定が反映されます。
　　　　　　手動：〇　〇
　　　　　しない：〇　〇
サブストリームーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
　　　　　　構成：〇　〇　
　　　　　　手動：〇　〇
　　　　　しない：〇　〇
　録画設定とイメージストアの動画・画像形式を、上側のメインストリーム　下側のサブストリームのどちらで設定するかという意味です。
　サブストリームは、設定→ システム設定→ エンコード　の左側設定値の事、初期設定はメインの半分～４分の１程度の解像度・ビットレートなので、ファイルサイズを削減したい場合はサブストリーム側を選択して下さい。
　OKボタン をクリック

以上で完了です。

　動作検知すると、FTPサーバーにはpic ディレクトリ（フォルダ）の他に
　rec ディレクトリ（フォルダ）ができて
　録画開始時間ー録画終了時間のファイルネームの.H264形式の動画ファイルがアップロードされます、[M]が動作検知で[R]がアラームの識別なんだろうと思います、ただなぜファイルサイズ（録画時間）が統一されないのかは分かりません。

　動画ファイルを再生するには、CMSの録画再生でも再生できますが１ファイル毎と音声ファイルが再生できないので、付属CDかpan.sohu.netでダウンロードしてください。
　　MediaPlayerプラグイン　ダウンロード　直接見る場合時
　　Video Conver　 ダウンロード　ファイル変換でH246 PCM再生可の動画プレイヤーで見る時
　を利用します。

　動画ファイルをアップロードすると、ファイル転送速度が必要なのとFTPサーバーの容量を消費しますので、レンタルサーバーを使う場合はスペックをよく確認してください見切りで行うと警告メールがバンバン飛んできて契約解除されるかもしれません。