Super Mini NVR 4/8CH ネットワークカメラ 一括管理・レコーダー

Super Mini NVRは、8台(また4台)のネットワークカメラを一括録画・動作検知する汎用タイプネットワークビデオレコーダー(NVR)です。
  NVR(Network Video Recorder)は、CCTV(Closed-circuit Television)やAHD( Analog High Definition)の有線カメラのハードディスクレコーダー(DVR)や10倍速ビデオレコーダー(既に遺物)などに相当する機材で、交代制の専従オペレーターがいる潤沢な警備事務所を除けば、防犯ネットワークカメラ運用はNVRを使用します。
 NVR自体にDHCP機能(IT危機にIPを割振る機能)やPPPoE(インターネットに接続する機能)を持っていますので、インターネット回線が無くてもLANケーブルでNVRとカメラを繋げるだけで閉じたネットワーク環境が出来上がりますその際は有線カメラCCTVやAHDと同様な運用になります、他にRGB又HDMIのモニターとマウス・キーボード、HDDを調達すれば本格的な監視システムが完成します、無線LANコンバーターを使えば無線化できますし小型のWifiカメラを使う事も可能で、状況の推移で臨機応変に対応しなければいけないイベントや催し物会場、工事現場で活躍できるでしょう。
 高いネットワークセキュリティを求める場合は、DMZセグメントにこのNVRと管理用ルーターかシンクライアントを置いて社内ネットワークと分離します、社内はPPVPN(Provider Provisioned Virtual Private Networks)で、カメラはのVPN(Virtual Private Network)で分離すれば高いレベルでセキュリティを保てるかと思います。

 このSuper Mini NVRは販売を検討している段階で安定動作チェックと対応カメラの確認をしております、一括管理する機材ですから性能的に劣ったり不具合が頻発する物は困りますから、現在数台をテストしておりどれを販売するかはもう少し先になりそうです。 

◆ご使用の最低条件(USB 5V2Aアダプタ
①LAN配線と電源がある事。
②HDMI又RGBのモニターがある事
③カメラがONVIFに対応しているか、AEVISION(Goolink)、 Tong Fang(vMEye他)、 Topsee(Seetong)、 XM(XMEye)の製品である事(全て対応している訳ではない)
◆スマホでの使用→Goolink google play と Appleストアで配布

◆Super Mini NVRレビュー
 「普段は3台のカメラをスマホで時々確認する程度なのだが、事情があって24時間撮影する必要ができて」とのご相談を受けてパソコンのCMSソフトを使う事をお勧めしたのですが、台風で停電して機材を再立上げまで録画が途切れてしまったり(パソコンなので再起動はしない)またWindowsアップデートなどで頻繁に再起動したりと使い勝手が悪いので何とかできないか?と再度相談が来たのでこのSuper Mini NVRをお貸ししました。

 Super Mini NVRは、最大1920×1080(1080P)のネットワークカメラ8台/4台を常時録画、動作感知、メール通知、モニター出力、ネットワークアクセス、などCMSと同様の処理を単体で行う単機能ボックスパソコンです、またPPPoEネット接続機能のほかDHCP機能もありルーターの代りに使う事も出来ます。
 Super Mini NVRを使う事で、カメラは映像を撮影するだけで良くメール配信や動作検知、WEB配信機能に難があるカメラやそれら機能がないカメラでも Super Mini NVRが代行しますので、ハイ/ロー、新/旧、メーカー混在させても対応が簡単で運用・管理・費用の点において有効なデバイスです。
 モニターの脇においても邪魔にならない90x90x35㎜のコンパクトサイズ、重さは300グラム有線LANケーブルに負けるほど軽く設置に苦労する事は無いでしょう。
 スリット穴は底面にありますが排熱の方向も無いようなので縦置きも可能だと思います、モニター周りに置き場所が無い方は汎用品のVESAマウントを利用すれスッキリ設置できるでしょう。

 内部構造はシンプルで、中央にHi3520(32bit RISC ARM processor)が鎮座しています、このプロセッサはネットワークカメラに積まれているHi3518の4倍ほど大きいですが機能は同じで8台分のエンコードを行わせる為にこの大きさになったんでしょう(高密度化より安いですから)右上の丸い物は感圧ブザーで起動時と異常時に鳴ります、その斜め上はタクトスイッチです通電ONOFFの単純な構造で給電されたら直ちに起動して録画を続けます、単純ですが停電や瞬電でも問題なく動きます。
 他にはメモリーとボタン電池、各コネクター程度、少し前に流行ったメディアプレイヤーとか最近ではラズベリーパイとかに似ていますね。
 裏面のコネクターはHDIMとLAN、USBが2つ、パワーランプ、電源用のマイクロUSBが並んでいます、USBはキーボード・マウス用でUSBハードディスク(対応不明)USBWifi(対応不明)と一応使えますが「実用?」の所があります、LANポートはCCTV式カメラと違いすべてのケーブルをSuper Mini NVRへ配線する必要はありません、カメラが繋がっているネットワークに追加すれば良く有線LANポートは1コ、規格は100baseTなのでカテゴリー5程度で十分、本体が軽いので柔らかいケーブルが良いでしょう。
 モニターはHDMIかRGBを使えます、事業所なら使っていないRGBモニターがあるでしょうし、一般家庭なら液晶テレビのHDMIを切り替えて使えば新調せずに済みます、ただ音出力はありません。
 一番のネックは録画用ハードディスクの接続方式がe-SATAな点です、5V電源なのでe-SATA以外に選択肢がなかったのでしょうが、e-SATAは普及に失敗し在庫品のみですから予備品を買っておいた方が良いでしょう(数年後には4K8K用のNVRが安くなり壊れる前にお役御免になるかもしれませんが)。

 90年代に設置された防犯カメラなら老朽化や性能の陳腐化によりそろそろ更新時期ですが「4Kや8Kの高解像度CCTVカメラより同ランクのネットワークカメラの方が安い」「高シールド映像ケーブルはLANケーブルより高い」「OA機器のIT化によりネット配線を完備したので防犯カメラもネットワーク化したい」などの理由で有線式カメラをネットワーク化する需要が増えていますので、そろそろ一般のホームセンターでも目にする商品になるかもしません。
 

oosaka-bouhan

防犯ツールのインプレと販売をしています。 得意分野はネットワーク防犯カメラなのでカメラ多めです。

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)