100均の工作レジンでプラスチックの割れを手早く修理

 防犯カメラの設置や更新作業、ついでの電気工事などで既存の防水ボックスや端子台などのプラスチック備品を扱う事が多いのですが、直射日光に晒された個体、設置後数十年も経過した個体、粗雑な扱いを受けた個体など劣化やヒビなど脆くなった個体の場合どれだけ丁寧に作業しても割れたり欠けたりする事があり、破損個所が固定爪だったりネジ穴など構造箇所だった場合はそのまま放置する事はできずその場で迅速に応急修理するか代用品に付け替えないと作業を進める事も完了する事も出来ません、そんな時におススメなのがレジン樹脂とUVライトです。
 以前は瞬間接着剤やエポキシ樹脂を使っていましたが瞬間接着剤は使用すると謎の白い粉末が発生するのでクリアカバーやレンズや映像素子の近くでは使えずエポキシ樹脂は強力ですが混合時の臭気と硬化に10~15分は必要で気温や混合比など考慮する必要があり使い辛かったのですが、レジン樹脂はUVライトの紫外線を照射すると5分程度で完全硬化しエポキシ樹脂並みの強度となり扱い易さと利便性により現場での補修作業はレジン樹脂に切り替えました。
 電材に使われているプラスチックはポリカやABS、珍しい物だとFRPなどがあるのですが意外と何とでも相性が良くポロリと取れる様な事もありません、もちろん補修ですから本来ほどの強度はないので不安な時は後日に代替品を用意して交換する事になるのですが蓋やネジをそのままにしてカバーを取り付けず施工部分を放置する事は出来ないので一時的な補修として使う事になります。

 一応どんな物なのか分かるようにAmazon画像を使っていますが、レジン樹脂とUVライトはダイソーやセリアの100均のキッチュなコーナーで220円(税込み)で購入できます、5ml程度で少ないのですが色付、サラサラで粘度が低いタイプ、ぷっくりで粘度が高いタイプなど種類が多く用途に合わせて選べます、UVライトはUSB接続なのでモバイルバッテリーかアダプタを利用する事になります。

 使用方法は通常の接着剤と同じ様に割れた部分同士に塗布したり、欠損があれば当て布をして封入して真上からUVライトを照射すれば5分程度で完全硬化します、匂いも白い気化物もないので室内でもクリア蓋の防水ボックス使えますし収縮もほぼしないので反ったり歪む事もありません。
 硬化後のベタつきはなく曲げや押しで壊れる事もないソコソコの強度があり研磨も可能です、ただしプラスチックを溶解させて接着している強度を高めるにはレジンで補修個所を包み込む必要があり対象に合わせて多少の工夫は必要ですが軽微な割れや破損なら普通の接着剤的な使い方でも問題ない程度に接着します。

 一般的な工作レジンなので耐熱温度が60度程なので極端な場所で使う物には使えませんが一般的な居住範囲であれば屋外屋内問わず使用可能です、UVライトを照射するまでは液体状なので試行錯誤できますし硬化は早いので固定具で押さえ続けるのも短いのでウッカリ割ってしまった家電や玩具、家具の取っ手、パソコンなどのプラスチック製品の修理や家具の取っ手が楽になると思います、また放置しているといつの間にかカチカチになって使えなくなる接着剤と違いレジン樹脂は紫外線を当てない限り硬化しませんからブリキ缶などの暗所に保存しておけば長期間保存しても問題ありません。
 クーラーなど大型家電なら雑に修理しても分かり辛いですが、防犯カメラはターゲットが小さく雑って事が出来ないので大変です。

oosaka-bouhan

防犯ツールのインプレと販売をしています。 得意分野はネットワーク防犯カメラなのでカメラ多めです。

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