油漏れのNHN DCAZ103 ドアクローザーをリョービS-202P-DBに取り替えました。
玄関のドアをゆっくり閉めるクローザーの油漏れが酷くなりダンパー機能が壊れハイスピードでバタンと閉まる様になって危険なので、リョービ パラレル・スタンダード両対応 doorman取替用ドアクローザ S-202Pに交換しました。
元々付いていたNHN DCAZ103(ダイハツディーゼルNHN株式会社)が2009年に解散したので同等・互換品はトステム BLL1X11 になるのですが、私的な理由でLIXIL製品が好きではないのでリョービ取替用ドアクローザ S-202Pを選択しました。
S-202Pは取り換え時に新しいネジ穴を開ける事無く既存穴に合わせて自由に変形できる「フリーアジャストブラケット」と「スライド取付板」で+ネジドライバー1本あれば取り換え作業ができるとても気が利く取替用ドアクローザです。
◆NHN DCAZ103ドアクローザーの取り外し
アームを6画レンチかモンキーレンチで緩めて取り外します(画像を撮り忘れました)
クローザー本体の右奥に2つ並んでいるネジを外し右にスライドすればクローザー本体が取付板から分離します。
油漏れしているなら揺すったり乱暴に扱わない方が良いです、本体に溜まった油が漏れて周辺が汚れます。
取付板とブラケットを+ネジドライバーでネジを外して取り外します、ネジを緩める際は+ネジドライバーのサイズがあっているか必ず確認してから一気に力を入れずゆっくり力を入れてネジが緩む事を確認して下さい、+ネジを舐めてしまうととても面倒な事になります外れそうにないならKURE(呉工業) 5-56などの潤滑スプレーを塗布し暫く待ってから再度作業を行って下さい。
◆リョービ S-202Pドアクローザの取り付け
まず S-202Pの取説を良く読んで欠品が無いか確認します、次に取り外した後のネジ穴のサイズとS-202P付属のネジが適合するか確認して下さい、S-202Pには取り付けに必要なM5とM6径のネジ・木ネジは必要数付属していますが、それ以下・以上のサイズは付いていないのでホームセンターに走って購入して下さい。
初めにフリーアジャストブラケットをドア枠に取り付けます。
フリーアジャストブラケットの赤矢印のネジを緩めて元穴の位置に合う様に変形させてからネジ止めします。(今回、隠れていたM4ネジ穴がある事を確認しました)
次にスライド取付板を取り付けます。
スライド取付板は3つのパーツに分かれています、初めはベース板を取り付けスライド板を取り付けます。
スライド量はベース板の位置によって異なります。
S-202Pドアクローザをスライド取付板に取り付け2本のネジで固定します。
フリーアジャストブラケット側のアームを回転させてドアクローザのアームを無理なく連結出来る位置に移動させて連結しネジ止めします。(ここが一番難しいです、アームの回転ではちょうどいい位置にできない時はスライド板に戻って調整する必要があります)
最後にドアのストップ位置(ドアを全開で解放させたい位置)までドアを解放しフリーアジャストブラケット下側の六角ボルトを付属のレンチか+ネジドライバーできつく締めます。
以上で完了です。
使っている内に慣れてしまうと思いますが、油圧が抜けていたNHN DCAZ103と違い取り替えたS-202Pではドアを開ける時に力を込める必要があります動作は良好で「バタバタ バタン」から「ゆっくり パタリ」と閉まり音も静かになりました、住宅設備の欠陥や不備は住んでいる人なら何とか気を付けて生活できますが、初めて訪れた人はそれに気づかず事故になる可能性が非常に高くなります。
リョービ doorman取替用ドアクローザ S-202Pの取り付けは問題が無ければ30分、悩んでも1時間程度で交換できる簡単な作業です、お値段もそれほど高くないので同じ悩みをお持ちの方はお早めに交換される事をお勧めします。