エムケー精工 天然木AVラックをIKEA オディリス脚パーツでテーブルにDIY
テレビを買い替える時にTVと同時にAVラックを処分していたのですが、今時珍しい豪華な天然木を使った「エムケー精工株式会社 AVラック AVL-90」は捨てるにはあまりに惜しかったのでテーブルにDIYしてみました。
昔のAV機器は豪華で無駄に大きく重かったのでAVラックもガッチリ丈夫で大柄な物が必要だった訳ですが、最近は40インチテレビでも10kgを弱と軽くなり「録画機能有」「Android OS内蔵のスマートTV」「スマホ・タブレットのミラーリング機能」などテレビだけあれば他のAV機器は必要なく場所を占有するAVラックよりもTVスタンドや壁面アームでスタイリッシュに設置するのがトレンドだそうです。
身の回りの木材製品を検証してみるとミドルクラスの家具に使われている木材は圧縮材のパーティクルボードにプリントやウレタンコーティングした「合板」が大半を占めており天然木を使った家具はそこそこの高級品扱いになっています、流石にチークやマホガニーは昔から高級木材でしたがパイン材すら上級品扱いになっているとは驚きました。 エムケー精工 AVラック AVL-90 は恐らくクルミの900mm x 465mmの天然板2枚とハーフサイズの天板1枚で構成されており、このうち2枚をテーブルにDIYします。
テーブルへのDIYは脚が必要なので2台分、IKEA のADILS オディリステーブル脚を8本購入。
ADILS オディリス付属のタッピングネジは長すぎて天板を突き抜けるので天板の厚みに合わせたタッピングネジが必要です。
◆エムケー精工 AVラック AVL-90をテーブルにDIY。
天板を突き抜けない長さに木工ドリルをマスキングします。 天板に脚ベースを取り付けます。
脚とベースの接続はねじ込み式なので固着しない様にモリブデングリスを塗布します。
脚と取り付けます。
30分弱で1台目完成。
2台目もすぐ完成。
難しい作業がありませんから、電動ドライバーがあれば1時間ほどで終わる作業です、だだ2番目の天板は中敷きに使われていた天板でニスが薄く穴もありましたので、パテ埋めと再塗装が必要です。 以下のもので再塗装を行います。
少し奥行があればベストなのですがそれなりに使えるテーブルが2台出来上がりました、費用は4,000円+800円+530円+1,232円+365円合計7,015円です、天然木テーブルなら悪くない額です。
DIYする脚を500mm程度の長さにすればソファーテーブルに、もっと短い脚なら座椅子テーブルとなります、熱に強い天然木なので不要なこたつからヒーターを移植すればテーブルこたつにする事も出来るでしょう、DIYは夢が広がります。