スマホみたいなネットワークカメラは実現するか?

ネットワークのカメラには既にONVIFと言う規格が存在していますが、ONVIFは通信プロファイルの規格でしかなく、カメラ機能についてはユーザーが欲しい機能を搭載しているカメラを選んで買うしかありませんでした、購入後に「こんな機能が欲しかった」とか「コレは要らない」と言っても後の祭りでした。
 そこで追加機能をインストールしてユーザーの必要な機能を追加できるスマホみたいなネットワークカメラのプラットフォームを作ろうとニコン、ソニーセミコンダクタソリューションズ、Wistron、Foxconnの4社が Scenera と言うスタートアップ企業と組んで ”NICE Alliance” と呼ばれる標準規格を ”策定” する為に提携しました。

 ニコンやソニー関連会社など5社、防犯カメラ技術の標準策定に向け提携 CNET Japan

 記事の中にある、Scenera社デビッド・リーCEOの「NokiaやEricssonといった企業に何が起きたのかを学習したはずだ」の発言を聴いたSONYやニコンの社員がどんな顔をしていたのか見たい所ですが、今まで各社独自で進めていたインテリジェントデバイスの開発に標準規格が出来る事が悪い事ではありません、元々ディバイス開発者向けの規格ですし業務用規格ですから一般消費者にその恩恵が下りてくるのはかなり先になるでしょうが、ユーザーがカメラモジュールに好きなソフトウェアをインストール出来る様になれば利便性は上がりますし良い事だと思います。

 ただ、提携企業の中に防犯カメラメーカーがSONYしかおらず、中心となっているスタートアップ企業Scenera は規格観念図もなく技術資料も公開していない怪しさ満点な所がとても香ばしい。

 規格が出来ても普及しない事、鳴り物入りで続報なし、途中で脱退して独自規格、なんて事はビジネスの世界では良く起こりますから NICE Alliance に期待はしていませんが「カメラにソフトウェアをインストールしてユーザーが機能を追加できる」と言う概念が広がり何処かのメーカーがインストール型ネットワークカメラを安く提供してくれたら面白くなるでしょう。

oosaka-bouhan

防犯ツールのインプレと販売をしています。 得意分野はネットワーク防犯カメラなのでカメラ多めです。

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