バイク レギュレター(レクチファイヤ) を交換、1個目は初期不良

 製造から20年経過して、今日突然動かなくなってもおかしくない程良く劣化したマジェスティ125を未だ乗り続けています、致命的か修理に大金が必要になる事でもない限り買い替える気はありません。
 古めかしいナローデザインと樹脂劣化で外観の衰えに反してセル一発でエンジンは始動し走る・止まる・曲るに問題が無かったのですが、ある雨の日にアイドリングがエンスト寸前まで落ち込む症状が発生する様になりました。
 初めは「雨」のキーワードからイグニッション周りの漏電を疑ったのですが、アレコレと検証してみたら原因はレギュレター(レクチファイヤ) の劣化でした。
 レギュレターは5年程前に中古純正品と交換していますが寿命の様です、前回の様に偶然の出物なんてありませんし今のオークションやメ〇カリのバイク部品なんて怖くて買えません、仕方ないので今回はAmazonで互換品を購入する事にしました。

 初めに購入した物がコレで、私が購入した時は980円でした。

 この手の互換品は一気に数万個作ってバイヤーに流す事が多いから「見た目が同じなら中身も同じだろう」と思って一番安い物をチョイスしたのですが、これが間違いでした
 テスターではアイドリング中12.8V程度の常識的な電圧が出ているのですが、何故かS7 LED バイク/自動車 H4 LEDヒートリボンヘッドライトバルブが瞬きます、アイドリングのトントンに同期した瞬きなら良いのですが瞬きのタイミングが同期しておらず不自然です。 

 エンジン回転数で電圧も変化し一見問題無さそうですがAC-DCコンバーターが不良でオシロスコープで測定すれば恐ろしい波形が出力されると思われます。
 使用すれば他の部品を壊す可能性も高いので残念ながら捨てる事にします、まぁ980円なので損害は少ないです。

 次に購入したのはコレ、1,100円でした。

 外見は全く同じですが上面に管理番号が刻印され包装されている所から。製造元は上のレギュレータと同じでもバイヤーが軽く検品してから相手先ブランドを付けて販売ルートに乗せた物だと思われます。

 今回の物は出力電圧は同じですがLEDヘッドライトバルブの瞬きが容認できるレベルに収まっています、エンジン回転数に同期して電圧が上がりアイドリング中は12.4V程度で安定します、無駄金を使いましたがやっと正常品を手に入れました社外品だけに耐久性は未知数ですが道端でエンストするよりマシでしょう。
 「12.4V?低すぎません??」とお思いの方もいると思います、購入当時は14V程度の電圧がありましたがステーターコイル (ジェネレーター)が劣化しておりもうこの適度しか上がりません、走行すれば少しは充電される様でバッテリー上がる事はありませんFi用のステーターコイルは高い上に交換も面倒なので使える内はこのままです。

 なぜ雨の日にアイドリングが不安定になったのか不明ですがレギュレータを交換したら妙な落ち込みは無くなりました。
 社外部品は価格と品質が一致する事は少なく耐久性も未知数です、特に電装系は内部が見えないだけにしつこい程の事前チェックを行う事を強くお勧めします。

oosaka-bouhan

防犯ツールのインプレと販売をしています。 得意分野はネットワーク防犯カメラなのでカメラ多めです。

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