バイク レギュレーター交換

 日本登録が2004年でもうどこが壊れてもおかしくないバイクですが、駐車場が無い小さな会社や事務所へ訪問する時に役立っており何より新しいバイクを買う予算も気も無いので未だ酷使しています。
 半年ほど前から、セル始動の時にバッテリー容量が足りず時計がリセットされる事が時々あったのですがバッテリーを充電すれば治ったので「バッテリーの買い替え時か…」程度に思っていたのですが、今月に入り何回充電してもすぐに「セル始動が不能か不安定・アイドリング時のLEDヘッドライト、メーターパネルの光量不安定」とバッテリーが原因としては妙なので充電系をチェックしました。
 購入時バイク店から譲ってもらった、薄汚れてボロボロなサービスマニュアルを参考にレギュレーターをチェック
 「アイドリングで12.4V(直流)スロットルを上げても12.4V
あっ、早速ダメです… 最低でも13V超えないと十分に充電されません、微弱な充電しかできずセル始動の大電力はバッテリー持ち出し、アイドリング時は電装部品とバッテリーが取り合って不安定になる訳です。
 交流→直流変換は行えている様ですが、本来14Vを過ぎた頃に動作して過充電を防ぐサイリスタ素子が12.4Vで動作している感じです。
 原因は判明したので不要なんですが、念の為ステーターコイルジェネレータをチェック
 「アイドリングで32V(交流)程度、スロットルを上げると100V(交流)」測定できたので問題なし、クランクシャフトに連結されて常にぶん回されている部品なのに丈夫です。

 今回故障したレギュレーター(画像左)は某バザーで段ボールごと300円で投げ売りされていたヤマハ純正部品寄せ集めの中にあった物で、HIDからLEDヘッドライトへ交換した時に何となく交換した物なんですが既に劣化が進んでいた様です、でも1年以上使えたので文句はありません、このまま使って症状が進行し完全にパンクしたら電装系がすべて壊されるのでHIDの時に付けていたレギュレーターに戻しました。
 アイドリング時13.7V、スロットを上げると少し下がり13.2V付近、購入した時に比べると0.5V程度低くこのパーツも劣化していますがHID→LEDに交換した今なら問題ありません、ただ10年越えの部品なので急に壊れてもおかしくなく根幹部品だけに調達まで騙し騙し走るなんて事はできませんから予備部品として社外品を購入しました。
 送料込み980円と激安です(画像右)見た目は純正品と変わりませんが、省略や低耐久品を使い純正部品の様な穏やかに壊れるフェイルセーフ設計なんてしていないでしょうから応急品としてしか使いません、壊れるまでには余裕があるでしょうから程度が良くて安い純正部品を探します。

oosaka-bouhan

防犯ツールのインプレと販売をしています。 得意分野はネットワーク防犯カメラなのでカメラ多めです。

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