Toucan TWC300WUC 充電式ネットワークカメラのバッテリーが2年で消耗しました。
2023年に購入した、VuPoint Solutions Inc.がToucan(トゥーカン)ブランドで販売していたネットワークカメラ、Toucan TWC300WUC バッテリー内蔵ネットワークカメラ、運用を始めたのは2024年の春頃で別途ソーラーパネルを組み合わせて人が通り過ぎるガレージ付近に設置していたのですが今年2026年8月頭にバッテリーが消耗劣化して、ソーラーパネルがフル発電の天気の良い昼間しか作動しなくなりました。
同じカテゴリーの Laxihub W1はレンズの紫外線劣化で映像が白くカスミが掛かった様になってしまいバッテリーが消耗する前に使えなくなましたから、カメラの構造・設計はToucan TWC300WUC の方が上回っている事になりますが、リチウムバッテリーの原理上充放電を繰り返せばいつかは劣化する事は仕方ありません、新しくソーラー充電カメラを用意したので破棄しても良かったのですが、バッテリー以外は正常動作するデバイスを廃棄するのは勿体ないので自己責任でバッテリーを換装・交換する手順を記事にします。
Toucan TWC300WUC バッテリー内蔵ネットワークカメラのバッテリー換装に必要な工具。
Toucan TWC300WUCは他社アプリカメラと違い互換性の無いオリジナル筐体を採用しており内部ロジックボードもオリジナルの様ですがバッテリーは一般的な18650リチウムセル2本なのでタブ溶接機があれば換装修理が可能です。
分解は両面テープで接着された正面パネルを剥がしてネジ4本を緩めるだけ、スマホ分解用の工具セットがあれば簡単に分解できます。
一般的なネットワークカメラと構造は違いますが、コンパクトにモジュール化されており、大き目の防水カメラ筐体に移植すればもっと大容量のリチウムセルで長期間運用する事も可能になります。
Toucan TWC300WUC バッテリー内蔵ネットワークカメラの分解
Toucan TWC300WUC正面のスモークスクリーンにピック工具を差し込み、両面テープをゆっくり押し引いて剥がします、冬など外気温が低い時や接着が硬くなっている時はドライヤーなどで少し温めると剥がしやすくなります。
スクリーンを外したら、黒のネジ4本を外します。




ネジが外れたら、本体ユニットを引っ張り出します、固着している時はシリコンパッキンにピック工具を差し込んで固着を引き離してください。
バッテリーの端子を引き抜いてから緑にシュリンクされたバッテリーを引き抜きます。
バッテリーはBMSから並列接続された二本の18650セルなのでバランスが取れている新品で近いロットの18650セル必須です、6000mAh程度の容量で販売されているハンディファンやソーラーセンサーライト、バッテリー以外が壊れた充電式カメラなどは同じ様な18650セルが使われている事が多いです。
恐らく問題はないと思いますが、現在のPSE法はセルの並列接続を認めていませんからソーラーパネルなどで自動的に補充電できる環境ならであれば、大容量18650セル1本で済ませた方が良いかも知れません。






取り出したセルをテスターで測定します、BMSも付いていますから通常のデバイスではリチウムセルが出力が0Vになるなんて滅多にないのですが、完全に0Vになっています。
シュリンクを分解して、出来るだけ壊さない様にセルからタブを外して新しいセルを極性に注意して、タブ溶接機で溶接します。
シュリンクを元に戻し動作チェックしてから、分解と逆手順で組み立てます。






バッテリ以外に問題がない場合は問題なく動作します、ただしソーラーパネル付属のバッテリー式カメラは日光下に設置されますから Laxihub W1の様にレンズの紫外線劣化やソーラーパネル劣化による発電量の低下、人感センサーの感度低下など過酷な環境に晒される事による様々な不具合が起こりやすく、バッテリー寿命より先に他の機構が壊れる事が多くバッテリーを交換しても同様の期間運用できる保証はありません。
Toucan TWC300WUCは比較的にWifi接続が安定しており「使いたい時にシッカリ使えるネットワークカメラ」でしたが、基本構造が人感センサー録画のタイムパートですし、ONVIFに対応していないので映像表示はアプリ必須で、販売時に表記していたAlexaやGoogle Homeなどスマートモニターも途中からサポート外、SDスロットが無いのでトレイルカメラ的なスタンドアロンの使い方もできず、バッテリーを換装してまで使う程でも無かったのですがマグネットで設置が楽なので緊急時のスポット監視カメラとして使う事にします。

