LIXIL/INAX 小型電気温水器 ゆプラス EHPN-F12N2の取り付け
専門外なのですが電工二種絡みで電気の仕事を頼まれる事があります、今回は防犯カメラを設置頂いた事務所で世間話をしていたら「ここガス通ってないから冬場の水が冷たいんだよね」で「なら小型電気給湯器を付けたら良いんじゃないですか」で設置を請け負いました。
通常の家庭ではガス給湯器を当たり前に使うのですが、小事務所や作業場・工場などでは電気と水道は通っていても風呂などは使わないのでエコキュート電気給湯器は論外でガス契約をしている所もそれほど多くありません、ガス管が設置されていて契約すれば開通できるアパートやマンションなら都市ガスなので月基本料金1,000円程度なので契約をお勧めしますがが、プロパンガスは倍の2,000円超なので冬場の給湯しか用途が無い場合はコスパ的に釣り合いません。
一般の方には馴染みがない「小型電気温水器」ですが構造的には内部タンク内の水を温めておいて保温している「ぬるい電気ポット」「トイレの温水洗浄便座」「ぬるいのみのウォーターサーバー」と言った構造です。
使用頻度や用途をリサーチして内部タンク12LのEHPN-F12N1をチョイスしました。
◆EHPN-F12N1を設置する。
当然ですが小型電気温水器のみ買っても使えません水栓として使うには周辺部品が必要となります、設置場所のシンクが昭和中期古い物で内部にEHPN-F12N1を収納スペースが無いのでシンク上に設置します。 設置する場所は壁面になりなります。
混合水栓はコレに近い物をチョイス



各給水は柔軟性があるメッシュフレキシブルホースを使用
水道用フレキパイプ 給水管 150cm 2本セット JOKOU フレキ管 接続用 配管用パイプ ステンレス G1/2ナット ...

12Lの内部タンクの給水が始まり湯沸かし→保温となります。

200Vの海外では、電熱線を通過させるだけの簡単な構造のタンクレス電気温水器が一般的なのですが、100Vでアンペア契約のある日本の場合そのような構造では使い物にならずリザーブタンク式電気給水器がスタンダードとなっています、タンクがある為にサイズと重量があり古いシンクキャビネットでは収まらない欠点がありますが「真冬に水を使う」苦行に耐えるよりは良いでしょう。