IPC-V380V5-1 パノラマ360度UFO型ネットワークカメラ

 IPC-V380V5-1は100万画素(720P)のUFO型360度Wifiパノラマネットワークカメラです。
 巷に溢れるUFO型パノラマカメラの一つで紙箱ではなく吊るしタブが付いたプラケースに入って販売されています、このタイプのパッケージはレジ横や入口にディスプレイして「ついで買い」や「興味買い」に使われる物で気軽に買えて財布が痛まない程度の商品によく使われるパッケージです、高級品に使われ事はありません。
 日本ではこのようなパッケージで売っているネットワークカメラはなく海外では広くネットワークカメラが普及している事が反映されているのだと実感します。
 だたこのIPC-V380V5-1、正直カメラとしての性能は高い訳ではありませんし機能も平凡です、安価に製造できる環境があるなら防水とか18650セルが内蔵できるとかで差別化できると思うのですが色々難しいのでしょう、ネットワークカメラの裾野を広げる低価格ネットワークカメラとして評価したいのですが、如何せん安定性が低く防犯カメラとして使うには難があるので「おもちゃ」と捉えた方が落胆しなくて良いでしょう。

◆ご使用の必須条件(USB 5V2Aアダプタ
①自宅にインターネット回線とWifiがある事。
②自宅ルーターのIDとパスワードを管理している事
③スマートフォンを持っている。
◆スマホでの設定方法→V380 google play と Appleストアで配布

◆IPC-V380V5-1ネットワークカメラレビュー
 右がIPC-V380V5-1で、左が360EyesのEC6-I6になります、若干大きくなりIRカットにフィルタに影響を与える裏面磁石がなくPTZカメラと同じロック式の取付方法となります、5V USB電源ですが消費電力が大きく5V1Aでは起動に失敗し起動中もみるみる熱くなります。
 360Eyes系カメラの様に日本語音声ガイダンスは無く、英語ガイダンスのみでスピーカーも音が割れ過ぎで何を言っているのかさっぱり分かりません。
 またmicro-USBジャックの位置が低すぎて付属の1m超の長いUSBケーブルが使えません、全体的に「なんだか…もう」と言う印象で「なるほど吊るし売りしたくなるのも判るな」と言った商品です。

◆IPC-V380V5-1内部構造
 通常のカメラモジュールは38mmx38mmで規格化されていますが、IPC-V380V5-1も独自のモジュールを採用しています、大きさの割に実装率が少ないシンプルな基盤でCDSセルを使わずCMOSでIRをスイッチしているんでしょう徹底的にコスト削減しているのが分かります。
 チップはあまり見ないANYKAのチップでWifiはRTL8188です。

◆IPC-V380V5-1ベスト使用環境

◆VESKYS K1-1080PTZ01詳細スペック

センサー

 CMOS (1280 x 720)

ビデオ圧縮

h.264

レンズ

1.4㎜

 ネットワーク

Wifi

SDカード 

サポート

ONVIF 

なし

電源 

入力DC5v/2A

 本体サイズ

mm X mm

oosaka-bouhan

防犯ツールのインプレと販売をしています。 得意分野はネットワーク防犯カメラなのでカメラ多めです。

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2件のフィードバック

  1. 瀬間孝一 より:

    こんばんは、IPC-V380V5-1は何処で購入できますか?

    • oosaka-bouhan より:

      「V380」で検索して見ると多少日本でも売られている様です、ただディスカウント価格で販売していた頃に入れた物では無いらしくあまり安い物ではない様です。
      安定性に難があり高性能でもない製品ですから購入した人が個人売買サイトで手放す事も多いので それら を安く購入してみてはいかがでしょうか。

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